こんにちは!
三友工務店、総務・お客さま係の田中ですヽ(•̀ω•́ )ゝ☆
先日、の社員会議にて、富合町の現場の地盤補強に木杭を使うという話題が出ました。
木杭工法といい、文字通り木の杭を地面に深く打ち込み、
建物を支える基礎とする方法です。
知識のない私からすると、
【木を地面に埋め込むと腐敗してしまわないのか?木の傷みと共に強度が落ちないか?】
などなど、「?」だらけ。
設計や工務方にお聞きしたところ、お返事はまとめるとこんな感じでした↓↓
■ 空気に触れなければ木は腐敗しない。
(木材を腐敗させる菌は、酸素がないと生きていけないから)
■ 1920年起工の旧丸ビルも同じ工法(松杭)が採用され、
解体時は驚くほど良好な保存状態で発見された
■ ヨーロッパでは1000年以上前、日本でも1600年代からお城の基礎に使われ、
歴史的に実績がある
■ 水分を多く含む弱い地盤においてこそ耐久性を発揮できる
なるほど (゚ω゚)
木が腐敗するには空気が必須なわけで、
貯木場で水に沈められた木が腐らないのはそんな訳だったんですね。
百聞は一見にしかず!
早速本日、杭工事真っ最中の現場に行って参りましたので、
“工務店な日々”初の動画にてご覧ください。
爪楊枝を挿すようにススゥーっと地面に入っていっておりますが、
5トン程の圧力で押し込んでいます(・´ω`・)/