皆さん明けましておめでとうございます!
三友工務店設計の藤山悟です。
遡ること、去年の話ではありますが、
私の家の中には本がたくさんあり、
熊本に帰ってきてからというもの、
住んでいるマンションにはほとんど収納がないので、
平積みにされて整理がついていない状態で、
日々、とても憂鬱な気分でした。
ですので、年末の大掃除に向けて、
今回は休日に自分用の簡単な本棚を会社の作業場で作ってみました。
材料は画図のハンズマンで1,820×910×18のパインの集成材を購入、
道具はここ4年ほど家の中でほこりをかぶっていた道具を引っ張り出してきました。
まずは材料を縦に割きます。
丸ノコにガイドを取付ると簡単にまっすぐカットできます。
次に本棚の側板や棚板をカットしていきます。
大きなガイド(これは場所取りで持っていなかったので、
大工さんのをお借りしています(笑)
次は材料の角の部分にカンナを当てて、
2度ほどシュッと引きます。
こうすると手で触った時、痛くなくなります。
“糸面”と言います。
次はトリマーでかまぼこのような形になるように面取りしていきます。
三友工務店のカウンターなどは上だけ丸くなっていて、
下は直角のことが多いのですが、
私はこのかまぼこ形が好きなので、いつもこのようにしています。
こういうところにも作る人の好みが表れます。
次に冶具という、材料を固定する道具を使って、
ビスの下穴を開けてから、ビスを固定していきます。
全部のビスを締め込んで、ようやく完成しました。
押入れの中段棚の上にちょうど入って、
A4の本を3段分収納するのにちょうどいい。
幅80cm、高さ1m、奥行25cmの本棚が出来ました。
本来なら、裏表が抜けていると、構造的には弱いので、
背板と呼ばれる板を取り付けるとよいのですが、
今回は省きました(笑)
ビスの頭も、少し板を少し凹状にくりぬいてから、
同じ材料で埋めると仕上がりがキレイなのですが、
自宅用なのでそこも省いてます(笑)
私は基本的に不精なので、
早く人に頼んで作ってもらえるようになりたいです!
とにかく、これで新年をすっきりとした気持ち迎えられることでしょう!
できれば、断捨離も勇気を出してやりたいものです(笑)