皆さんこんにちは、
三友工務店設計の藤山悟です。
さて、これは何でしょうか?
写真がお好きな方はお分かりだと思いますが、
答えは”暗幕のセット”です。
何に使うかと言いますと、
このような形でお客様にお渡しする模型を記録するための写真撮影に使います。
実はこの暗幕セットを購入する前は、
下の画像のような形で記録していました。
このような形ですと、広報用の素材などとしては安っぽくなってしまいます。
暗幕は、垂らすことによって、
水平面と垂直面の境界をはっきりさせず、
素材が画面の中で浮き立つような形で撮影することができます。
ファッション誌のモデルさんなども、
もっと大きな暗幕、場合によっては白い幕の前で撮影されています。
よく”白ホリ”などと呼ばれいています。
“白いホリゾンタルライン”の略でしょうか?
弊社にも反射板や定常光ライトなどもあるとよりよいのですが…
欲を言い出すとキリがないですね(笑)
更に、画像編集ソフトを使えば、
どうしても消失点に向かってすぼまってしまう素材の形を、
建築写真集のように垂直線は垂直に、
明暗のコントラストをハッキリと修正し、
キリッとした写真にすることもできます。
少しだけ垂直になるようにしました。
そして少しコントラストをキツくしています。
なお、人の目の高さから撮ることでより、
模型を通して実際の建物をイメージしやすくなります。
背景を暗くすることで、画像を切り出しやすくもなります。
実際の風景に合成したりすることもそんなに難しいことではありません。
最近はもっぱら3DCGでやることが多いですが…
ちょっとでも社内の模型写真がよくなるようにと自腹で購入しましたが、
いつか自分の作品も暗幕の前でブツ撮りできるようになりたいです。
学生の頃はよくこのような形で記録していました。
謎の食器類に見えるかもしれませんが、
これも建築設計課題の一環です(笑)
もちろん、ものによっては風景の中で撮るのも、いいものではあります。
さぁ、いつか私はレフ板や定常光ライトなどを買って模型写真を撮るのか、撮らないのか!?
次回以降ブログにアップされる写真を見てご想像ください(笑)