こんにちは。総務の井です。
先日、第3回日本エコハウス大賞の発表が行われ、
三友工務店は、リノベーション部門で、「奨励賞」を受賞しました!
タイトルは、「父の想いを住み継ぐ家」。
今は亡きご両親が住まわれていた築35年の家。
お施主様が東京から帰郷され、妹ご夫妻と同居されることになり、リノベーション。
お父様の想いがつまったお家の面影を残しつつ、念願だった「カフェスペース」を設け、
ご近所の方が集まる、新たな地域のコミュニティーの場としても生まれ変わった、
2016年竣工のお家です。
日本エコハウス大賞の審査員は、伊礼智氏、堀部安嗣氏、西方里見氏、松尾和也氏、前真之氏の名だたる5氏で、
意匠設計、性能設計、温熱性能の3つの視点から審査されました。
今年、弊社は熊本地震被害の復旧を優先していたために
今年度のリフォームコンテストへの出品は出来ずにいましたが、
震災前のお家で栄えある賞をいただく事が出来、
スタッフ一同大変嬉しく思います。
▲リビングの様子。
風格のある欄間や組子障子、板戸などが、明るい陽の射すリビングに美しく映えます。
▲間取りを転換し、以前は南側の客間にあった床まわりを、素材そのままに北側の和室に再現。
桑の床柱や、ムクの桜の床前板の床の間は、お父様のご自慢だったそうです。
そして、オープンした「さくらcafe」。
上の写真は、お引渡し前の竣工写真ですが、
先日、受賞のご報告もかねて、ランチにお伺いしたところ、
コーヒーの香りが漂う、あたたかい雰囲気のカフェになっていました。
こちらが、さくらカフェのランチです。
野菜をふんだんにつかった、色とりどりの前菜。
メインのシューマイは、酢醤油につけたショウガの千切りをたっぷりのせていただきます。
ひとつひとつ素材にこだわり作られたお料理の数々は、口にすると体の内側からキレイになるようです。
おいしい食事と、お施主様との楽しい会話。
さくらカフェは、時間がたつのを忘れてしまうほど居心地のよい、
癒しの空間でした。
今回、奨励賞を受賞した「父の想いを住み継ぐ家」。
「建築知識 ビルダーズ NO.31」に写真が掲載されますので、お楽しみに!