こんにちは。総務の井です。
先週、今週末と、
弊社で新築されるお客様の地鎮祭が続きます。
そのため、地鎮祭「鍬入れの儀」に使用する
「鍬(くわ)」と「鋤(すき)」を準備中です。
機械のなかった昔は、
手付かずの荒れた土地を、鎌で草を刈って、鍬で土を掘り起こし、
鋤で土を平らにならして土台を造ったとされています。
それにならい、鍬入れの儀は
盛砂に生える草を鎌で刈る神事を設計者が(弊社は設計施工なので省略)、
鍬で土を掘る所作をお施主様、
鋤入れを施工者が行い、
神様に建築の許しを得ます。
ちなみに、鍬入れの際の「エイ! エイ! エイ!」という掛け声には、
「栄える」という意味があるそう。
お施主様が使用される鍬に、水引を施しているところです。
ほどけないようしっかりと結わえ、準備万端。
土地の神様を鎮め、これからの工事の安全を祈願する大切な儀式。
梅雨空を吹き飛ばす、晴れやかな日になりますよう、願うばかりです。