こんにちは。三友工務店の設計の阪本です。
前回4回に渡り、お客様にお渡しする模型作りの一連の流れをご紹介しました。
模型作成のうちには入りませんが、この後にもう一つ重要な作業として「写真撮影」があります。
実物なしの段階で実際の建物の雰囲気や形を伝えるという点で、
模型写真は非常に有効な手段です。
特に最近はSNSの利用もあり高品質な写真を見慣れている方も多いので、
パッと見で雰囲気の良さを表現するために、
良い写真を撮るというのは重要だと思っています。
では、これをどんな感じで撮影しているかといいますと・・・
(2枚目は別物件模型の写真撮影の様子です)
このような感じで、撮影ボックスとカメラを使用して撮影しています。
まるで今からメ〇カリにでも出品するようなセッティングです。
模型撮影において重要なのが、光と背景です(だと思っています)
光は、照明付き(調光可)の撮影ボックスのため、光の強さを調整していきます。
背景は、色を使わない白模型や白に近い色を多用した模型の場合では、
背景に黒幕を使用することもあります。
背景によって印象がだいぶ違うのが分かりますね。
どういう見せ方にしたいかで、白か黒かを選ぶことになりますが、
最近は明るい印象になる白背景で撮ることが多いです。
写真は引きで撮ったり近づいて撮ったりして、最後に画像調整ソフトで調整して、完成です。
おかげさまで、慣れなかったカメラも取り扱いできるようになりました。
これからもどんどん精進して良い模型・良い写真をお客様にお渡しできるよう励みます!