地震や台風に強い！SE構法🏠

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■最近よく聞くSE構法って？？

家づくりを検討している人のなかには
SE構法
という名称を聞いたことがあるかもしれません。
今回はこの「SE構法」のおなはしです。

SE構法とは、従来の木造建築技術では不可能とされてきた
自由度の高い空間設計と、高い耐震性能の両方を実現する
「家の建て方」のこと。ざっくり言えば、
これまでの家より地震や台風に強い「木の家」です。

😊 SEはSafety Engineeringの略で、「工学的に安全な構法」という意味だよ！

■SE構法なら木造住宅でも鉄骨なみの強度が！

大きな地震でも倒壊しない木の家を。
SE構法は阪神淡路大震災を教訓にして生まれた構法です。
強い躯体と厳密な構造計算により、在来工法では困難だった
「木の温もりにあふれ」「地震に強い」「大空間の家」を実現しています。

【point１】使う木材が違う！
SE構法の構造躯体は「構造用集成材」を使用しています。
構造用集成材は、十分に乾燥し、強度ごとに分類した木材を
科学的に計算しながら張り合わせた特別な集成材です。
木材は自然物のため乾燥の度合いや強度がわかりにくいのですが、
強度や性能をデータとして明確にすることにより、
適材適所で安心・安定した構造躯体をつくることが出来るのです。

【point２】独自開発の特殊金物！
一般的な在来木造構法では、柱と梁をつなぐために「ほぞ」という穴加工をします。
そして柱に穴をあけると、当然ながら残る部分の強度は下がります。
一方、SE構法では接合部に合わせて独自開発した特殊金物を使うことで、
断面の欠損を最小限に抑えることに成功。
木のしなやかな強さに金物の剛性が加わることで、
「連続した揺れ」に対しても強い構造となります。

😊地震の時に最初に壊れるのが接合部。構造で一番大事な部分だよ！

■大地震でも倒壊しないSE構法の家

2016年の熊本地震を経験した私たちにとって、
「地震に強い家」は絶対の条件ではないでしょうか。
でも、木の温もりや可変性のある間取りを諦めて
事務所のように強固なだけの四角四面な家に憧れますか？
きっと誰もが強さも自由度も、どちらも叶えたいはず。
「強い木の家」SE構法はそんな思いを叶える構法です。

【point３】地震でも抜けない柱！
大地震の時に最も壊れやすい部分は柱と基礎の連結部分であり、
この部分が弱いと、揺れとともに柱が抜けて倒壊の恐れがあります。
在来構法の柱は基礎と連結した土台をあいだに介しているため、
どんなに金物で補強しても強度に限界があるのが現状です。
でもSE構法では、特殊金物で基礎と柱を直接連結させるため、
その引き抜き耐力は在来構法ホールダウン金物の5倍以上。
最大24.4トンに耐えられる耐震強度といわれています。

【point４】数値に裏付けられた構造計算！
SE構法では、ビルなどの鉄骨造や鉄筋コンクリート造で行われる
「構造計算」を一般の木造住宅にも行っています。
これは耐震性の高さを科学的に裏付ける大きな要素。
構造計算によって算出されたデータをもとに、
部材や金物はその家ごとに加工され、現場に直接送られます。
SE構法は構造からすべてがオリジナルということです。

😊SE構法の精度は科学的データで実証されているんだね！

■SE構法ができるのは「SE構法登録工務店」だけ

強度の高い構造用集成材を使った部材を特殊な金物で強固に連結するため、
少ない壁や柱でも高耐震と大空間を両立できるのがSE構法。
現実、これまでに地震で倒壊した住宅は「ゼロ」！
そして、このSE構法を施工できるのは「SE構法登録工務店」のみ！
それだけ専門的な知識と技術を必要とする構法なのです。

…と、いろいろ話しましたが、
一番わかりやすいのはSE構法の現場を実際に見てみることです。
特に構造見学会では「構造用集成材」や「特殊金物」を見ながら
直接スタッフの説明が聞けるため、
これまでの在来構法との違いがよく分かると思います。