当社では、外張り断熱を採用する時は、全棟、必ず気密試験を行います。
気密試験を行うのは、上棟して屋根,外壁部分の断熱材を取り付けた時点です。
この状態の時に気密試験を行います。
見ての通り、外壁や内壁を張る前の、骨組みだけのすっぴんの状態で検査は行います。
気密試験する為の器械
気密試験を行うことによって、施工精度を確認することが出来ます。
そして、数値を見ながら、もし空気が漏れているようであれば、その場で確認し、ただ
ちに是正します。
と言うことで、今日はM様邸の大事な気密試験に立ち会いました。
気密試験の様子です。
神妙に結果を見守る現場担当の草津君と松下棟梁。
結果は、C値が0.3㎠/�と、まずまずの数値でした。
因みに、C値とは延床面積あたりのすき間面積のことで、ゼロに近いほどすき間が少な
く、気密性能が高くなります。
気密性能は、地域によって要求度合いが異なっています。
北海道、青森県、秋田県、岩手県地方では、C値が2.0㎠/�以下となる住宅を気密住
宅と規定しています。
また、熊本など、それ以外の地域では、C値が5.0㎠/�以下の住宅を気密住宅として
います。
M様邸は,相当隙間面積C値が0.313㎠/�でしたので、次世代省エネ基準�地域
(北海道)を軽くクリアーする超高気密住宅でした。