先日、家族で電車に乗ったときのこと。乗車賃150円を払うために、小銭を集めて娘に渡した所、ワァ!ギザ10が有ると驚いていました。なんね?と聞いた所。10円硬貨の縁がギザギザになっているもので、珍しい!との事。しかも、よく見ると昭和28年の刻印が打たれていました。なんと、当社が創業した年に製造された10円硬貨でした。
これは何だか縁起が良いと、娘から取り戻して大切に保管しましたが、57年前の10円硬貨がいまだに現役として使われていることには驚きました。日頃、何も考えずに10円硬貨を扱っていましたが、改めて気づかされると気になって仕方ありません。これ以降、10円硬貨を貰う度にギザ10が無いか確認しています。ちなみにホームページで“ギザ10”と検索してみると、色々と見つかりました。ウィキペディアでは、次のように書いてありました。「ギザ十 (ぎざじゅう) とは、日本で1951年(昭和26年)から1958年 (昭和33年) にかけて製造された十円硬貨を指す (1956年 (昭和31年) は未発行)。硬貨の縁に多数の溝(正確には132個)が彫られておりギザギザになっていることから、広くこのように呼ばれている。」また、“ギザジュウ倶楽部”なるものも有り、
結構メジャーなのには驚きました。知らなかったのは私だけかも知れません。情けない。。。この10円硬貨を手にして眺めていると、これまでの57年間、会社の成長と共に、たくさんの人の手を通して、私まで繋がってきたんだろうなあと、何だか不思議な気分になります。ささやかでは有りますが、私のお宝にして大切に保管しようと思いました。(笑)それにしても,57年前の10円硬貨がいまだに現役として頑張っているとはねぇ、、、私も、見習って頑張らねばと思った次第です。