当社の創業者でもある私の父がこだわった事。
数字の“3”です。
以前、父に当社の名前の由来を尋ねたところ、当初3人で会社を興そうかという話があり、古閑家の家紋にも井桁三文字で三が有るから縁起が良いということで三友工務店としたとの事。
結果的には、父1人で会社を興しましたが、“三友”という名前を気に入っていたのでしょう。
古閑家の家紋の井桁三文字はこんな形です。
当社のマークも、元々はこの井桁三文字でした。
ちなみに、丸に井桁三文字は三井のマークです。
古閑家は丸がありません。
面白いエピソードとして、
会社を建て替えるとき、私に言った唯一の注文が、建物はどんな形にしても良いが“3階建てで、延べ床面積は3並びの、333㎡”にしろ!、でした。
そこまで“3”にこだわるか?と思いましたが、
この時ばかりは、絶対守ってくれと念を押されました。
お陰で、設計を担当した風間さんと私は頭を悩ませられました。
結果的には、風間さんが苦心して微妙に面積を調整しながら、父の言うとおり3階建て、333㎡の建物にする事が出来ました。
父は、何事にもあまりこだわる方では有りませんでしたが、
“3”と言う数字には、何か強いものを感じていたのでしょう。
私も、この話は息子達にも伝えていかなければならないと思っています。