昨日は丸一日掛けて,建築士法に基づく定期講習を受講して来ました。
この資格、平成20年11月施行の建築士法改正により,建築士事務所に所属する建築士に対し,
定期講習の受講が義務付けられたものです。
これは,設計・工事監理等の業務の実施に当たり、倫理的な物も含め必要となる能力を確実に
身につけておく必要があるため,3年毎に,最新の建築関係法規等について習得してもらおう
とする趣旨のものです。
要は、構造計算書偽装事件で明らかになった課題への対応の一つでしょう。
平成23年度(平成24年3月末日)までに受講することが義務づけられていましたので、
当社から一級建築士の資格を持つ作村さん、五瀬君、そして私の3人が受講して来ました。
一級建築士の資格を持つ他のスタッフ達は,すでに受講済の為、
期限ギリギリまで受講しなかった私達居残り3人が,最後の受講者です。
お陰で,昨日は分厚いテキストを下に、朝9時から午後5時20分までみっちりと講習を受けて来ました。
しかも、最後に考査があるため居眠りする事も出来ず、ひたすら講師の話を聞きながらマーカーで
テキストに線を引きまくりました。
それにしてもハードでしたね。
前回、終了考査を受けたI 副社長は易しい!と話していましたが、
とんでもない!の一言です・・・副社長は適当に●を付けたのではないかと疑われます?(笑)
建築基準法、建築士法、最新の技術など広範囲にわたって40問出題され、
テキストを見ながら回答して良いとはいうものの、何処に書いてあるのか探すのに手間取り、
冷や汗をかきながら何とか時間内に終了する事が出来ました。
この修了考査に合格しないと終了証明書を頂けませんので、
取りあえず、講習は受けましたが合格しているかどうかは分かりません。
無事に、終了証明書が送ってくれば良いですが、、、
受験真っ直中の娘の気持ちが良く分かった一日でした。
来週は住宅ローンアドバイザーの講習もあります。
この講習も丸一日掛けてのもので、最後に試験があります。
合格しないと資格を頂けません。
ほんと、どうなる事やらです。。。