今週の10(土)、11(日)は熊本市尾ノ上にて新築住宅の完成見学会を開催させて頂きます。
今回完成見学会を開催させて頂きますF様邸は、ご家族5人でお住まいになるお家です。
敷地面積48坪に建つ、延べ床面積37坪、2階建てのお家です。
設計は風間さんが担当し,現場は草津君が担当しました。
F様との出会い
奥様が相談会にお越しになり、プランは大体決まっているので見積もりして欲しい!というご要望でした。
よくよく聞きと、ご夫婦ともに建築関係のお仕事をされていて、
特に、ご主人は1級建築士も持っていらっしゃるとの事。
当社も色々な形で仕事を進めますが、今回は現役の一級建築士のご主人と、
建築関連の職場で仕事をされていた奥様との間で家づくりしたお家です。
いつもとはちょっと違う形で仕事を進めることになりましたので、
設計を担当した風間さん、現場担当の草津君たちも対応が後手になり、
お施主様にご迷惑をお掛けした所も少なからず有ったようです。
家づくりのコンセプト
「お父さんが設計した、家族の想いが詰まった我が家」
設計コンセプト:風間 滋 一級建築士
この建物のお施主様は1級建築士である建築の専門の方です。
以前からあたためて来られた御自宅の構想を、技術的にバックアップ
して実現することが今回の私の役割だと思いました。
とはいえ、階段を中心とした構造体とプランの単純明快な構成等、
同じ設計者として共感できることが多々あったように思います。
お客様の声
家づくりを進める上での行き違いや、感想などを原文のまま掲載しております。・・・汗…
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■家を建てようと思ったきっかけを教えてください。
子どもが3人いて住居が手狭になったことと、主人の年齢を考えると
ローンを組むのも今が限界かなと思って。
■三友工務店は何で知りましたか?
無料配布の情報誌に掲載されていた記事やちらしを見て知りました。
■ 新居の図面はご主人様が引いたとのことですが?
はい。主人が以前、設計の仕事をしていて、図面を引くのが趣味というか。
自分で設計した家を建てるのが前々からの夢でもあったので。
土地を購入した時から自分で原案を作り、家族のライフスタイルや
コストパフォーマンスも考えながら、一カ月くらい毎日図面を引きました。
■会社選びはどのようにされましたか?
普通に何社か当たってみましたが、この図面で建ててくださいと言うと
「うちでは出来ません」と言われることが多かったです。
出来ると言った所でもプランはその会社の企画内に訂正され、
しかも、こだわっていたスキップ下の床下収納ができなかったり、
私たちの思っている以上の素晴らしい提案が全くなかったんです。
それでも中には受けてくれそうな会社もあり、見積もりも出してもらいましたが、
話を進めていくと設計は外部委託で、その間に営業が入るということ。
そんな状態で私たちの思いが果たしてどれだけ伝わるのか、ちょっと心配でした。
その点、三友さんは設計も工務も会社内にいる。
知人の口コミの評判も良かったし、金額は正直高かったんですが、
それも今後の安心料かなと思ってお願いすることにしました。
■ 家づくりでこだわった点を教えてください。
限られた土地を有効に使うため、廊下などの共用部分をなるべく減らし、
シンプルな間取りにしています。
土地に高低差があったので、これを活かして床下収納を設け、
各階もスキップで繋いでいます。
家事動線の短縮とメンテナンス、コストパフォーマンスも考慮して、
水回りは一カ所にまとめました。
コンセプトは、縦方向のスペースの確保と省エネを考えた
次世代省エネルギー基準の断熱材の導入です。
■設計にはご家族で参加されたのですか?
主人がほとんど中心になって考えた家です。
子ども達は図面を引いている時はあまり関心なさそうでしたが、
模型を作った時は一緒に切り貼りしたりで楽しそうでしたよ。
■今回の家づくりでの反省点はありますか?
これは私たちの反省点でもあるんですが。
まず、三友さんと私たちと、お互いに分かっているなと思いながら進めていって、
結果として分かってなかった部分がたくさんありました。
細かく言ったらきりがありませんが、例えばアンテナ。
最初、白いのが付いていて、黒に変えてもらったんです。
それは、私たちは白が付くなんて思ってもいなかったから。
そして、三友さんも私たちが黒と言うなんて思ってもいなかったからでしょう。
一言、聞いてくれれば良かったのにと思うと共に、こちらからも聞けば良かったと思います。
私たちは「こうなるだろう」と思っていたのが、そうならなかったことが多くて、
もっと丁寧に詰めていけば戻りも少なくて済んだと思います。
一方、私たちももっと多くスケッチを描いたり、収まりもきっちり考えて
おけば良かったと思います。
そしてお互いにもっとコミュニケーションを密に取れていたら…と感じています。
あと、スタートで出遅れてしまったのも痛かったですね。
もっと早めにスタートさせて、ゆっくりじっくり進めていきたかったです。
最も、三友さんに丸々プランを立てていただいていれば、
こんな問題は生じなかったとは思いますが。
■では、良かった点はありますか?
私たちの持ち込み設計を快く受け入れてくれたことです。
まだ受注に繋がるか分からない段階で、詳細な見積もりを出してくれました。
また、お互いのくい違いについても手直ししてくださったので良かったです。
■これまでを振り返って、三友の対応はいかがでしたか?
普通は設計士さんが音頭を取って、その人のカラーで現場を仕切っていくものだと思いますが、
私たちがその部分をやってしまったので、風間さんには下請的な感じで申し訳なかったと思います。
主人も、もっとここはこうすれば良かったと、自分の打ち合わせの仕方にも反省点が多いと感じているようです。
■ 最後に、新居ではどんな生活をしたいですか?
とりあえず、週末はガーデニングに励みたいなと。
子ども達は友達を呼ぶのを楽しみにしているようです。
DIYもしてみたいですね。
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今回のお施主様は建築の専門家でしたので、経験豊富な風間さんに設計を担当して頂きました。
お客様の声を読んで頂くと、現場でバトルが繰り広げられたような感が有りますが、
実は設計打ち合わせ、工事期間中ともに和気あいあいとした雰囲気の中で、
プロ同士の意見をぶつけ合いながら楽しく家づくりを進めさせて頂きました。
現場を担当した草津君や松下棟梁は間に挟まれて、多少混乱したかも知れませんが、、、(笑)
そんな経過を辿って出来上がったお家です。
当社の家づくりにご興味がお有りの方は,是非、お越し下さい!
詳しい情報は“ https://www.sanyu-k.jp/news/pdf/20120310.pdf ”をご覧下さい!