今回ご紹介する住宅は、50年ほど前に建てられた2階建てのお家です。
このコラムで工事の様子を一度ご紹介しておりましたが、完成写真が出来上がりましたので改めてご紹介致します。
外観ビフォーアフター写真です。
着工前
完成写真
着工前
完成写真
当社に相談に来られる前に、何社かの工務店とお話しを進められていたようですが、
計画案が思うように進展せず悩んでおられました。
たまたまホームページをご覧になっていて当社のホームページに行き当たり、
気になって会社にご相談に来られたのがご縁の始まりでした。
当社では将来を見据えて、これから先長くお住まい頂けるように中途半端な改修ではなく
大がかりな全面改修をご提案致しました。
当初お考えの予算からするとかなりオーバーすることになりましたが、
I様もその提案を気に入って頂き、工事に着手する事になりました。
着工前はこんな感じのお家でした。
現在のお住まいも丁寧にお使いでしたので、築年数の割にはとても綺麗なお家でした。
工事では柱・梁の主要部を残し、内部のほとんどを解体し、こんな状態にしました。
この後、補強と断熱工事を行った上で3ヶ月間掛けて内部を仕上げました。
設計が三宮さん、現場担当が田中さんです。
昔の風合いを残しながらも、とても上質で雰囲気のあるお家に仕上がりました。
完成写真です。
着工前玄関廻り
玄関廻り完成写真
キッチン・リビング廻りの完成写真です。
着工前との対比が難しいですので,完成写真を掲載致します。
最後に、お客様の声をご紹介致します。
お客様の声
■リフォームした家はどんな家ですか
今から52、3年くらい前に建てられた木造二階建ての家です。
父が亡くなってからは母が一人で暮らしていましたが、老朽化がひどく、トイレも昔の汲み取り式。
台所も汚くて使いづらく、衛生面でも問題がありました。
段差もあって危ないし、そして何より、冬は家中のどこにいても寒く、年老いた母にはとても快適とは言い難い環境でした。
■建て替えは考えませんでしたか
父が建てた家で、母も嫁いでからずっと暮らして来た家です。
私も幼少時代を過ごした思い出の多い家なので、建て替えは考えませんでした。
■三友工務店はどのようにして知りましたか
ネットの検索です。熊本のリフォーム会社で検索して、一番最初に出てきたのが三友工務店さんでした。
ホームページを見ると実績もあり、熊本でもトップで仕事をしている会社だなと思い、電話で問い合わせたのが事の始まりです。
実はこれまでにも何度かリフォームはしていて、今回が三度目のリフォーム。
最初はこれまでお願いしていたA社に頼んだんですが、いろいろ行き違いがあってダメになり、
次いで頼んだB社も同じような感じでダメになり、そんな中で三友工務店さんと出会い、縁あってお願いすることとなりました。
■三友工務店の対応はいかがでしたか
電話も丁寧で、とてもきめ細やかな対応をしてくれました。工事が始まってからも現場での目配り、
気配りが徹底していて、これはさすがだなと思いました。
普通は側溝までしないのに、2トン車2台分の土を運んできて側溝を上げてくれたのには、近所の人たちからも評判でした。
また、現場では何度も変更があったんですが、嫌な顔をされるでもなく、手早く丁寧に対応してもらえたのも良かったです。
ここはこうして下さいと言うと、その場でパソコンを使ってイメージを見せて下さったのは、とても分かりやすくて良かったです。
■リフォームでこだわった点を教えてください
前のリフォームで天井を張ってしまい、それで隠れてしまった梁を再び見せたいと思いました。
土間にキッチンと洋間を造っていたのも、段差があって使いにくかったので、ここも便利にしたかったし、
増築した風呂も家中にうまく収めたかったです。
母は、冬も暖かいように断熱材を床にも入れてもらうことと、足腰が弱くなってきたので全館バリアフリーが希望でした。
最初は特にこだわりはなかったんですが、新築ではなく実際に建っていて、しかも今まで暮らしてきた家なので、
工事が進むうちにイメージが違ってきて、いろいろ変更をしてもらいました。母にはやはり歳を取っても女性ですし、
家と一緒に気持ちも若返ってもらいたいと思って、テーマカラーにピンクを選びました。
玄関ホールや壁紙など、あちこちに使っています。
■ 実際の住み心地はいかがですか
まだ本格的な生活はしていませんが、まるで新築みたいだと母もとても喜んでいます。
昔の梁を見せて、床柱や使える建具はそのままに、暮らしよく造って下さいました。
茶の間を風呂場とトイレにしたので、水回りも一カ所にまとまって便利です。
そして何より部屋が清潔で暖かいのが一番で、脱衣所にはドライヤーやヒーターにもなる
浴室暖房を入れてもらいました。これで母も快適に暮らせることでしょう。
今後、濡れ縁や離れ、母屋も手を加えていきたいので、また何かの時には三友工務店さんにお願いしたいと思います。
(お母様談)
昭和33年に建てた家で、その2年後に私が嫁いで来ました。
当時、山林を所有していいて、梁などの材木はその山の木を切り出して建てたそうです。
また、和室の床柱は主人が酒と交換でもらって来たものと聞いています。
そんな思い出のある家なので、リフォームで住み継いでいけるのがとてもうれしく思っています。
梁も昔のままになったし、使える建具はそのまま使ってもらったし、明るく快適な住まいになりました。
ありがとうございました。