前回のコラム、TOTOリモデルクラブ「経営研究会」の最後のスライドに有った言葉が気になりました。
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「知識」から「知恵」を生み出そう。
自分も他人も同様に入手できる=「知識」・・・お金で変えるモノ
「知識」を職場で創意工夫し再製=「知恵」・・・試行錯誤のアセ
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先代社長である父が、生前、私に良く言っていたことが有ります、
“誰々は学はなかばってん、知恵がある”、、、と。
いま思えば、私に“おまえには知恵がなか”、と遠回しに伝えたかったのでしょう。。。(笑)
当時は、話すといつもケンカになっていましたので、会話もほとんど成り立たない
状態でしたので、何を言っているのか今一つ理解できていませんでした。
広辞苑で知識と知恵について調べてみると、
知識:ある事項について知っていること。また、その内容。
知恵:物事の理を悟り、適切に処理する能力。
と書いてあります。
この解説では、何かピンと来ませんが、
今回の佐藤先生のスライドを見て腑に落ちましたね。
他にもインターネット検索で調べてみると、下記のような説明がありました。
知恵と知識の違いを教えてください・ – Yahoo!知恵袋
という質問に対して下記のような回答がありました。
知恵
単なる学問的知識や頭の良さではなく、人生経験や人格の完成を俟(ま)って初めて得られる、
人生の目的・物事の根本の相にかかわる深い知識。叡智(えいち)。ソフィア。
知識
認識によって得られた内容。
厳密には、独断・空想などと区別される真なる認識によって得られた客観的に妥当な命題
ないしは命題の体系をいう。
あやふやな信念と区別され、一般に「正当化された真なる信念」として定義される。
なるほどなぁ、、、と思いました。
生前、父が言っていたことはそういうことなんだと改めて思いましたね。