東日本大震災の被災地で復旧・復興工事に使う建設資材が不足気味になり、
価格が高騰しているようですね。
朝日新聞によると、
特に、生コンクリートが高騰していて東日本大震災以前より3〜4割上がっているとの事。
なかでも、仙台は震災前の一立方㍍あたり8050円から今年2月には43%高い1万1550円に
跳ね上がっているようです。復興事業のほか、マンション建設なども進んでいるのが要因のようですね。
この記事の中で、九州は独自流通なので影響はあまりなし、と書かれていましたが、
熊本市内の生コン単価については、東北と同じ程度の値上げの要請が、昨年から当社にも来ています。
現実として、1月から段階的に値上げされています。
今日の社員会議でも、作村建築部次長から生コン価格に関する経過報告が有りました。
住宅の場合は、生コンの使用量も少ないので影響は少ないですが、
ビル等になると、もろに影響を受ける事になりますので、これからが大変になるでしょう。
値上げの理由は東北とは多少違いますが、事情を考えると理解できる部分もあります。
ただ、この価格上昇分は最終的にはお客様にもご負担いただかなければなりませんので、
かなり心配している所です。