いまから20年程前、県内建設業団体の下部組織に、若手2代目が集まる、
とある会が発足されました。
いまもその会は活発な活動を続けていますが、当時のほとんどのメンバーは
既に卒業しています。
その会にはいくつかの委員会が作られ、各委員会に10名弱くらいが振り分けられました。
先日、久しぶりに私が配属された元委員会メンバーが集まり、懇親を深めました。
当時、私たちの委員会には9人のメンバーがいました。
ところが、会社として今も存続しているのは2人だけとなってしまいました。
7人のメンバーの会社が、いまはなくなっています。
県内、建築業界ではそれなりに大きな会社ばかりでした。
全員が跡継ぎでしたので、その後の進路については相当な不安があったと思います。
色々と悩み苦しんだと思いますが、みんな元気に何らかの仕事を続けていることに安堵しました。
20年の間に社会環境が大きく変わりましたが、それにしても、、、と思いましたね。
実はそのメンバーの1人が、当社に6年前に入社したSさんです。
名前は敢えて出しません。
会社がなくなった時に、私が声を掛けて当社に入社頂きました。
元は経営陣として会社を引っ張っていた、私と同じ立場の人間でしたので、
私の下で仕事をする事に悩みは有ったと思いますが、、、
いまは私の片腕として元気に活躍しています。
苦しい経験をしているからこそ、頼り甲斐もあります。
Sさんには無理難題ばかりを言いますが、何とかまとめてくれるから有り難いです。
そんなメンバーが集まっての食事会。
昔話に花が咲き、あの時は良かったなぁ!と端から見ると異様な盛り上がりを見せました。
以前はこのメンバーで集まって、よく食事会をしていましたが、
その後、一人二人と会社がなくなっていき、次第に集まることもなくなりました。
今回は久しぶりに連絡の取れた7名が集まり、懇親を深める事が出来ました。
事情が事情なだけに、たんなる同窓会とは違って、色々と学ぶことも多かったです。
私を含め、まだまだ引退するには早いですので、これからの人生を有意義に出来るように
みんなで頑張らねばと思った次第です。