今年1月末に着工しておりましたK様邸が完成し、竣工写真が出来上がりました。
築80年以上の古民家でしたが、これまでもリフォームをされながら丁寧にお住まいでした。
今回はLDKを中心に、水廻りや寝室、玄関を改修しました。
設計は三宮さん、現場は沼田君が担当致しました。
ビフォーアフターの写真です。
LDK
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玄関(完成写真は方向が少し違います)
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K様より「お客様の声」を頂きましたのでご紹介致します。
「お客様の声」
この度は、大変お世話になりました。遠い所、毎日通っていただき、おかげ様で快適な
家ができました。大事に手入れし、次の世代につなげたいと思います。
リフォームしようと思ったきっかけは、「主人が60歳になったこと」と「娘の結婚」が
一番の要因です。浴室の痛みがひどく、また、床や天井など気にかかる所が出てきてい
て、それに加えて、冬場の室内の寒さが身にしみてくるようになっていた頃でもありま
した。下の子も大学を卒業し、いよいよ自分達夫婦のこれからを考えると、歳をとって
も家事が楽にできるように、そして、修理などの手をかけなくていいようにと思い、今、
元気なうちに家に手をかけておこうと思い、実行に移しました。
家に関する作業は全く初めてで、どこにお願いするのかも全くの白紙状態でした。手始
めに、本屋さんで『くまもと家づくりの本』を買ってきて様子を見ることにしました。
その中で私の気持ちを動かしたのが、「ちょっと上質で いっぱいこだわった 自然素材
の家づくり」というキャッチコピー。「ハウスメーカーでは思うような家がつくれない…
かといって建築家に頼むほどでもないけど、いい家を建てたい」……私の思っているこ
とと全く同じでした。リフォームなので動かせない土台がある為、頭の中であれこれ考
えても“形”ができず、次に進めずにいました。専門家の方にちょっと手伝ってもらえ
たらと思っていた矢先でした。営業さんがいないというのも、気持ちが楽になり資料請
求に至りました。
資料が送られてきて一番感激したのは、直筆の文字でした。きれいな文字で丁寧に書か
れ、再び心が動きました。
実際に建てられた家を見に行ったわけでもなく、費用の方も見当がつかないまま、その文
章に誘われて相談に行った次第です。ほとんど“賭け”ですネ。
毎月送られてくる『快適生活』も、隅々まで読み、だんだん身近な存在になってきました。
また、職員さんの平均年齢が高いというのも安心できる要因の一つだったのかもしれませ
ん。
一番苦労したのは、家族の気持ちや意見をまとめることです。
印象に残ったのは、2階の天井がはがれ、昔の梁や柱が出てきたことです。私はこの家で
生まれ、この家で育ちました。子供の頃に見た黒くなった柱や土壁などが現れ、懐かしい
気持ちになりました。
一番のこだわりは“薪ストーブ”、それから“洗面所”。両方とも作ってもらったという感
じがして好きです。
今回初めて家づくりを一から見させてもらいましたが、そこで感じたのは、家は人の“手”
で出来るということ。それもたくさんの“手”で出来るということです。
我が家のリフォームに携わっていただいた、たくさんの方々に改めてお礼を申し上げたい
と思います。本当にありがとうございました。
K様へ
ご丁寧に手書きで長文のお手紙を頂きまして大変有り難うございました。
スタッフ一同、感謝感激しています。
K様から頂きました「お客様の声」を励みに、これからも頑張って参りたいと思います。
これから末永くお付き合いさせて頂ければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。