本日、会社で仕事をしていた所、リフォームのご相談でお客様がお越しになりました。
お聞きすると、当社が47年前に建てさせて頂いたお家でした。
お父様がお亡くなりになり、自分たちがこの家を引き継ぐことになりましたというご挨拶
でした。
併せて自分たちが暮らしやすいようにリフォームしたい、とのご要望。
図面をお持ちでしたので見せて頂いたところ、昭和41年3月24日に建築確認申請が許可
されていました。
たぶん、47年前に父が書いたとおぼしき図面でした。
この古びた図面を眺めていると、当時の様子が目に浮かぶようで懐かしく感じられましたね。
多分、このくらいの時期だと思います。
当時の地鎮祭の様子です。
父のきりっとした立ち姿を見ると、仕事に対する姿勢が伺えます。
まさに、当社の理念でもあります「心に刻む仕事。」です。
父が書いたとおぼしき図面
見積もり書もお持ちでしたので見せて頂きました。
こちらも父の丁寧な字で、かなり細かい見積もりがしてありましたね。
左官さんの日当が1500円だったのには驚きました。
いまの十分の一です。
47年の間に人件費だけでも10倍になったのだと驚きましたね。
当社も今年60周年を迎えますが、創業100年を迎える40年後、息子から誇りに思って貰
えるような仕事をしなければと思いました。