先週末の10/4(金)、5(土)、6(日)の3日間、熊本県建設業協会建築部会技術委員会
の研修で京都東本願寺の修復現場、武庫川女子大学・甲子園会館(旧甲子園ホテル)、他を
見学してきました。
東本願寺阿弥陀堂修復現場
2年前の夏に、家族旅行で一度来たことがありました。
今回は、一般の人が立ち入る事が出来ない、実際の作業現場まで入る事が出来ました。
また、運良く修復工事が完了している御影堂の小屋裏(屋根と天井との間に出来る空間)
にも入る事が出来、感激致しました。ここを見ることは生涯2度とないでしょうね。
東本願寺は過去に何度も火災に遭っており、現在の建物は1895(明治28)年に再建
されたもの、との事。
そのスケールの大きさに圧倒されました。
今回見学できた阿弥陀堂の御修復の様子です。
修復作業中の風雨を防ぐために作られた素屋根
奥の建物は、修復が終わった御影堂
修復が終わった御影堂外観
修復中の阿弥陀堂現場
最上部の棟部分
全体写真
工事を担当されている大林組のスタッフの方に説明を受けている所です。
修復が終わった御影堂の小屋裏部分に入っている所です。
運良く見ることが出来た御影堂の小屋裏を見学している所です。
巨大な木組みに圧倒されました。
この向こう側に棟札が取り付けられています。
暗くて見にくいですが、小屋裏内部の広さに驚かされました。
武庫川女子大学・甲子園会館(旧甲子園ホテル)
フランク・ロイド・ライトの愛弟子、遠藤新設計の建物です。
旧甲子園ホテルは、昭和5年竣工の建物で、昭和40年に武庫川学院が譲り受け教育施設
として再生されたものです。
「東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル」と並び称され、皇族、政財界人、上級軍人などの
社交場としてにぎわったようです。
日本に残る数少ないライト式建築です。
いまは、建築学科の校舎として使われていました。
内部
建築学科の教室です。
別館、建築スタジオ内部の展示物
こんな環境のなかで建築の勉強が出来る学生さんが羨ましいです。
私の娘は数学か大の苦手で文系を志望していますが、
この施設を見れば、思い直すかもしれません。。。笑