先日、設計風間さん、工務吹春君を伴って古民家の調査に行って参りました。
外観はこんな感じです。
屋根も葺き替えてありました。
外壁の一部に劣化が進んでいる所がありましたが、全体として大きく目立った痛みは
ありませんでした。
取りあえず今回は現場を実測して図面化する作業を行いました。
現況を実測して概略の平面図を起こしている風間さん。
レーザーを使って、床が水平に、柱が垂直になっているかを調査している所です。
赤く見える柱や梁には、防腐の為に弁柄(べんがら)が塗ってありました。
小屋裏の状況です。
やはり長持(ながもち)がありました。
長持というのは、衣類や寝具の収納に使用された長方形の木箱のことです。
古民家を調査すると、小屋裏にこの長持をそのまま残してある所が多いです。
現在当社では,2件の古民家を改修中です。
いずれも4月中に完成予定ですが、昔の面影を残しながらとても素敵な雰囲気にリノベー
ションできそうです。
完成が楽しみです。