当社では工事安全協力会の会議を毎月行っていますが、
今回は熊本市消防局中央消防署出水出張所署員の方をお招きして、救急救命措置等に関す
る講習を受講しました。
はじめに、出水出張所署員の方から救急救命処置に関するお話を伺い、
救急隊が到着するまでに何をしなければならないか等、非常に具体的で分かり易い講習を
して頂きました。
その後、実際の場面を想定しての訓練が人形を使って行われ、
倒れている人に対する声かけから始まり、呼吸しているかどうかの判段の仕方や、
居合わせた人への応援要請の仕方。
例えば、「誰か119番に連絡して下さい」ではなく、具体的に指名して連絡して貰うことな
ど、声の掛け方一つで行動を即することが出来る事を学びました。
また、実際に人形を使って胸骨圧迫(一般に心臓マッサージと云われるもの)の方法を学んだり、
AEDを実際に使って、どのような手順で進めていくかなどの訓練なども受講することが
出来ました。
いままで見た事もなかったAEDなども実際触って使ってみて確認でき、
音声ガイダンスの手順に沿って進めれば、簡単に取り付けできることも初めて知り、大変
勉強になりましたね。
胸骨圧迫にチャレンジする田中さん
AEDを実際に使って試している所です。
講習中に緊急呼び出しで急遽会場から出動された署員の方もいらして、日頃の業務
の緊迫感を感じさせられる場面もありました。
今回、お忙しいなかにご足労頂き講習して頂きました熊本市消防局中央消防署出水出張所
の清水所長様以下、署員の方々には深く感謝申し上げます。