今年の夏休みはどこにも出かけず、というより家族の誰にも相手にされなかった!と言っ
た方が正しいですが、暇をもてあましてひたすら本を読みふけりました。
読みかけていた本もありましたが、「播磨灘物語」「京セラフィロソフィー」「自分の壁」な
ど、歴史小説からビジネス本など硬軟併せて5冊。
久しぶりに充実した夏休みとなりました。
「播磨灘物語」は、現在NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で放映されている黒田官兵衛が
主人公の、戦国時代を舞台とした小説で、司馬遼太郎さんの歴史小説です。
30年ほど前に一度読んでいた本ですが、
ふと、この本が気になり、押し入れに仕舞い込んでいた本の山から何とか見つけ出し、
改めて手に取り読み直しました。
所が当時購入した文庫本は字が小さくて,老眼の私には読みづらくなかなか先に進みませ
ん。半ば読むのを諦めていましたが、たまたま本屋さんで同じ文庫本を見てみると、字が
大きく改訂されていました。
早速、全4巻を改めて購入し、気分を新たに読み直しました。
夏休み前に3巻まで読み終えていましたので、4巻目はこの休みに一気に読み終えました。
せっかく捨てずに残して置いた本でしたが、字が小さくて読みにくいのは誤算でした。
年を感じます。
他にもたくさんの本を押し入れに積み上げていますが、きっと同じで字が小さくて読めな
いのでしょうね。
文庫本とはいえ、手に取って眺めると当時の記憶が思い起こされてとても懐かしく感じます。
捨てるには忍びないですし、どうしたものか悩むところです。
夏休み最終日は友人達と南阿蘇にゴルフに出かけました。
広大な阿蘇の風景には目もくれず、ひたすら小さいボールを追いかけるという、何ともせ
わしい一日を過ごしました。
まぁ私の場合はどこでゴルフをしても同じなのかもしれませんね。
景色を見る余裕などありませんから、、、(笑)
帰りに久木野温泉に立ち寄り、露天風呂で一人のんびりと阿蘇の風景を眺めたことが、唯
一、阿蘇を実感できた一時でした。
夏休みとはいえ仕事が気になり、会社に毎日一度は出て何かしら考え事?をしていたとい
う、切り替えの出来ない中途半端な性格は健在でした。
貧乏性といってしまえばそれまでですが、、、
この夏休み、良い気分転換が出来で本当に良かったです。