9月24日に九州電力が再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づく契約の受け入
れを九州全域で中断すると発表しました。
太陽光発電の導入が急増し、送電設備の容量が足りなくなり、大規模な停電になる恐れが
ある為のようです。
早い段階で予想されていたようですが、正式な発表は9月24日でした。
他地域の電力会社でも同じような検討をしているようですね。
20年間買い取り価格が保証されていますので、この太陽光発電で得た売電収入を柱に経営
の安定化を図ろうと考えていた企業が相当数あったと思われます。
既にかなりの投資をされている企業もあると思います。
銀行などからも“大規模な太陽光発電をご計画されている方がいらっしゃればご紹介頂け
ませんか?”などのお問い合わせもあっていました。
まさに20年以上前の不動産バブルのような感がありました。
しかし、このまま中断が長引けば事業計画を大幅に見直さなければならないし、損害も少なから
ず被ることになるでしょう。
また個人住宅などでも、10kw以上の太陽光を載せて、その売電収入をローン返済の一部にあてよう
とご計画されていた方は、かなり心配な事態だと思われます。
太陽光発電システムをメインに仕事をされていた会社も大きな打撃を受けていると思います。
簡単に解決できるような問題でもなさそうですし、今後の影響は大きいでしょうね。
世の中、何が起こるか分からないと改めて感じた次第です。