先日、某企業信用調査会社のセミナーに出席致しました。
信用調査会社というのは、企業の信用度などを調査する会社で、
目的に応じて会社の経営状況を含め会社の内容を色々と調べてくれる所です。
例えば、これまで取引のなかった企業から突然「建築」の依頼を受けたときなどは、こういった
信用調査会社に連絡して経営内容、会社の状況などを調べたりします。
逆に、当社の仕事をしている協力会社の方は当社の経営内容、会社の状況などを定期的に確
認していると思います。
特に建設・住宅関係は倒産が多いですので、下請けで仕事をされている所はかなり慎重な判
断をされている事でしょう。
取引先の経営環境が厳しいとわかれば、徐々に仕事を減らして万一の事態に備えなければ
なりませんので、、、
その為リスク管理の観点から、どこの会社でもこういった企業信用調査会社の情報を定期
的に得ているのが実情だと思います。
今回、久しぶりにセミナーに出席致しましたが、いまの景気を反映してか、会場は満席でしたね。
知っている会社の方も多く、お互い目が合うと苦笑い致しました。
セミナーでは、具体的に数十社企業名を公表して経営内容を一社一社解説されましたので、
会場内は静まりかえっていました。
本業から離れて異業種に進出した会社、急に事業を拡大した会社などで経営に行き詰まる
ところが多いようですね。。。
調子に乗って規模を拡大せず、地味にコツコツと目の届く範囲で仕事をする。
創業者である父の意志でもあり、“堅く・細く・永く”会社を運営するのが一番だと改めて
感じました。
そして、スタッフや協力会社の方に安心して働いて頂けるような安定した経営を、今後も続
けなければと肝に銘じました。