今回ご紹介する事例は、平成元年新築の築25年、延べ床面積67坪、2階建てのお家です。
今から2年ほど前にホームページから資料請求を頂いたのがご縁の始まりでした。
御夫婦お二人の「スローライフ」には広すぎ、何とも「寒くて使いにくい」ということで、
当社にリフォームのご依頼を頂きました。
設計は風間さん、現場は吹春君が担当致しました。
設計:風間 滋 一級建築士
現況
築25年とはいえ12〜15㎝角の柱や大きな丸太を使った昔ながらの堅固な構造で
民家建築の流れを受け継ぐ当時の大工さんの心意気が感じられる堂々たる建物でした。
ただ2階建67坪という大きな建物ですが、南北に縦長の敷地で、南にお座敷、北に日常
の居住部分、長くて寒い廊下で個室をつなぎ、断熱も無しというお住まいでした。
御夫婦お二人の「スローライフ」には広すぎ、何とも「寒くて使いにくい」建物になって
いました。
改修コンセプト
1)キッチン、食堂、リビング等の日常の生活空間を南の庭に面した明るく暖かい環境に
整備する為に「お座敷」を居間に、洋室や納戸をこれに続く食堂、キッチンに改修。
2)これらの室が御主人の夢である薪ストーブを中心とした空間構成である事。
3)夏に吹く涼しい南風が南北に抜ける通風を確保する。
4)限られた予算と生活範囲から「お二人の暮らしに必要十分な」部分改修とし、この部
分のサッシ、床、壁、天井裏を確実に断熱施工して快適な温熱環境を確保する。
ビフォーアフターです。
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