O様邸の気密試験を行いました。
外張り断熱で家をつくる場合、気密試験は必須です。
家全体を断熱材で包み込んだ状態で行います。
こんな状態です。
内部
外部
相当隙間面積(C値)というものを求めますが、
住宅の隙間を直接計ることはできませんので、気密測定を行って住宅の相当隙間面積を測
り、住宅にどのくらいの隙間があるかを判断します。
気密試験をして所定の数値にならない場合は、みんなで手分けして空気が漏れている所を
探し、ふさいでいきながらこの試験を繰り返します。
今回のO様邸は、C値が0.3に収まりました。
相当隙間面積(C値)というのは、家の気密性がどのくらいあるかを示す指標です。
家に隙間がどのくらいあるかを示す指標といった方が分かりやすいかもしれません。
この数字が小さいほど気密性が高い住宅となります。
一般に高気密住宅といわれる住宅はC値が2.0以下くらいです。
今回のO様邸の測定値が0.3ですので、一般的に高気密住宅といわれる住宅の約1/6位
の隙間でした。
気密試験の様子
気密試験の結果を確認する設計、平田さん。
もちろん現場担当の有村君も控えています。
結果を表示する機械装置