当社は新築住宅/リフォーム・リノベーション以外にも、寺社建築なども数多く手がけています。
現在、昨年夏の大型台風15号で大きな被害を受けた山門、本堂などの修復工事を進めています。
台風直後の状況
敷地内の樹木が倒れ、建物にも当たり被害が広がりました。
本堂屋根の被害
山門の被害
ねじれ、傾いている状態
応急処置をしている状況
被害額も大きかったので、修復見積もり、審査にも時間が掛かりました。
現場担当は五瀬君です。
本堂屋根の修復をしているところです。
瓦をすべて取り外し、再度取り付ける予定でしたが、
下の写真のように瓦が部分的に寒割れしていて、再施工には不安があるとの職人の意見が
上がりました。
ご住職様と検討の結果、すべての瓦を新しい物に取り替え施工することになりました。
寒割れとは、焼成温度の低い陶器瓦が冬場の低温によりひび割れが自然発生する現象です。
屋根の傾斜がきついので、屋根にも足場を掛けて葺き替え作業を行いました。