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社長コラム

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トクラスリフォーム選手権にて九州エリア最優秀賞を受賞いたしました。

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トクラス、第3回リフォーム選手権にて九州エリア最優秀賞を受賞いたしました。

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今回受賞しましたお家は、
ご家族4人でお住まいになる「築28年の平屋の家」です。

 設計は内田さん、現場は吹春君が担当致しました。

 コンセプト:内田智子 一級建築士

   建替えなくても ここまで出来る!
       暮らし方すべてが変わる、性能向上リノベーション

 築28年の木造平屋、壁を全て取り払ったスケルトン状態から、壁・天井・床に断熱材を入れ、
 耐震補強などを行う性能向上を伴うリノベーションを行いました。

 回遊できる和の動線を活かした間取りと、生活と趣味を楽しむ音楽室を設け、暮らしやすく
 お洒落な洋風の家に生まれ変わりました。

玄関ビフォーアフター

   

内部
元々こんな感じのお家でした。


解体して下のような状態にして耐震補強を行い、断熱材をすべて丁寧に
入れ直してから工事を進めました。

完成写真です。
リビング部分

リビング部分(夕方、カーテン有り)







趣味のスペース

● 設計を担当した内田さんへの4つの質問
〇 リノベーションのご依頼のきっかけについて教えてください
  平成元年に奥様のお爺様が建てられた築28年木造平屋のお家に、ご夫婦とお子さん2人
  でお住まいでした。
  和室が中心の平屋の家を、上のお子さんが小学校に上がるのを機に、子ども部屋が必要にな
  ったこと、駐車スペースが1台分しかなく、近くに駐車場をお借りだったこと、断熱性能・
  耐震性能の向上も含めて、リノベーションをご検討されてご相談にこられました。

〇 お施主様のご要望を教えてください
  ・子ども部屋を作ること。
  ・明るく広いリビングと使いやすいキッチンに、趣味の音楽を楽しめる場所が欲しい。
  ・駐車スペースの確保。
  ・中庭を有効活用。
  ・断熱・耐震性能の向上。

〇 リフォームのポイントを教えてください
  壁を全て取り払ったスケルトンリフォームです。広いLDKを希望されていたので、和室と
  広縁があった位置にキッチンを移動し、日当たりの良い南側にオープンなリビング・ダイニ
  ングを造りました。一方でキッチンとダイニングがあった場所は子ども部屋に。女の子二人
  なので、小さいうちは空間を共用するタイプの大部屋ですが、将来は真ん中から仕切ること
  ができるようにしています。また、Sさんご家族は、日常でギターやピアノなどを楽しまれ
  る音楽一家。そのため、音楽室も要望の一つでした。これは最後まで場所に悩みましたが、
  家の中央に置くことで窓がないため、仕切れば外に音が漏れにくく、扉を開ければ子どもた
  ちがピアノを弾く姿をキッチンから見ることができるようにしました。あとは、以前の浴室
  が大きな掃き出し窓がついたものだったので、それを普通の小さな窓に変えたことと、全く
  使わずにジメジメとしていた中庭を潰して空間を広く使ったこと。収納も屋根裏収納をは
  じめ、各所に出来るだけ多く造ったことがポイントです。なお、将来はリビング続きの庭に
  物干しテラスが付けられるようにしています。

〇 設計で苦労した点はありますか
  スケルトンリフォームですが、和室が中心の間取りで元々壁が少なかったため、収納の確保
  と新たな壁取りに苦労しました。Sさんご夫婦のご希望は洋風の家でしたが、和室でぐるぐ
  る回遊できるスタイルは残したいと思ったので、気に入っていたので、和の良い部分は残し
  つつ、より暮らしやすくなるよう、間取りには気を配りました。また、窓がなかった東側に
  窓を設け、全体に光が入る、風通しの良い家にしています。

● 工務を担当した吹春君の感想
  平成元年の家でしたが、崩してみると金物が思いのほか少なく、耐震の補強に一番気を使い
  ました。壁・床・天井に断熱材を入れサッシも複層ガラスを使用し、冬でも快適に過ごせる
  ように性能向上されています。
  お客様が現場のすぐ近くで仮住まいをされていたので、何かあってもすぐに確認してもら
  えました。解体してからも現場に足を運んで頂いたので現場をみて天井高をもっと上げた
  いという要望にもすぐ対応できたので良かったです。

「お客様の声」

Q 今回の熊本地震の影響はどうでしたか
A あちこちで色々被害が出ていますが、うちはビクともしなかったんですよ。壁や柱を全て取り払ったスケルトン状態からのリフォームで、耐震補強もしてもらっていたため、あれだけ大きな地震でも大丈夫でした。前の家は築28年で断熱材も入っておらず、白アリにもやられていたので、あのまま住み続けていたらどうなっていたことか。本当に良いタイミングでのリフォームだったと思います。

Q リフォームのきっかけを教えてください
A 平成元年に祖父母が建てた平屋なので、間取りが老夫婦向けだったんです。時々しか使わない畳の客間が広くて、普段いるキッチンやリビングが狭くて。それでも悪くはなかったんですが、私たち世代の家族が暮らすには不便であり、上の娘が小学校に上がるのを機にリフォームをすることにしました。建て替えも考えましたが、広さ的には今のままの平屋がちょうど良く、風も通り、日当たりも良かったため、その利点を活かしてリフォームをしようということになりました。

Q 三友工務店はどうやって知りましたか
A インターネットで知りました。ナチュラルで自然な感じの家がイメージに合い、リフォームの実績もあるということで一度相談をしてみることにしました。最初に対応してくれたのは社長さんでした。社長さんなのに最初から気さくに対応してくれ、何でも話すことが出来たので良かったです。実は他の住宅メーカーも回っていたのですが、営業さんの積極的な売り込みが苦手なもので、ちょっと腰が引けていたところでした。その点、三友工務店さんは営業マンがいないので電話勧誘や自宅への押しかけもなく、安心でした。

Q リフォームでこだわった点を教えてください
A 前の家もそれなりに気に入っていたので、その和室平屋の良さを活かしながら、私たち家族の生活スタイルに合った間取りを希望しました。例えば、和室のように建具一つで空間を広く使えたり、個室になったり。動線も行き止まりのない回遊性のあるもので、家事動線もコンパクトにまとめています。また、一番日当たりが良いのにほとんど使っていなかった広縁を、家族が集まりやすい明るいリビングにしました。娘たちがピアノを習っていて、私と主人もギターを弾いたりするので、音楽室も設けています。でも、それも防音個室といった本格的なものではなく、普通の部屋。ただ家の真ん中に配置したことで、戸を閉めれば音が外に漏れにくくなるという工夫をしています。また、キッチンからピアノを弾く娘の姿が見えるので、家事をしながら練習を見守ることが出来るのも気に入っています。あと、こだわったのは収納です。ものを見せない、スッキリとした暮らしをしたかったので、収納は各所に設けてもらいました。

Q スタッフの対応はいかがでしたか
A 希望をうまく言葉で伝えるのは難しかったんですが、三友工務店さんは設計や工務の人と直接話しが出来るうえ、担当してくれた設計の内田さんは聞き上手で私たちの要望をうまく汲んでくれ、色々なことを提案してくれました。悩んだ時はプロの内田さんの判断に任せれば間違いない、と思っていました。また、工務の吹春さんにも良くしてもらい、特に娘たちが懐いていて“ぎょうざのオジサン”と今も親しんでいます。現場も目と鼻の先だったため、しょっちゅう見に行って、娘は将来大工さんになると言っています。

Q 現在の住み心地はいかがですか
A とても快適です。以前に住んでいた家の良い空気感を残しつつ、より暮らしやすく、より快適になりました。両親が泊まりに来た時、家中に段差がなくて住みやすいうえ、新築と思うほどキレイで広くなったと驚いていました。断熱材を入れたので気密性も高まり、これからの季節が楽しみです。ありがとうございました。

 

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