徐々に復興に向けて動き始めましたが、
いまだ先の見えない状況が続いています。
今回の定例会議では、
震災後5ヶ月過ぎた現在の状況を協力会社と話し合いました。
そのほとんどで職人がまったく足りていないという報告を受け、
これから本格的に始まる復興に向けて、職人をどう確保するかが課題です。
特に屋根職人、仮設足場、大工さんが圧倒的に不足しています。
県外からの応援部隊がたくさん来ていますが、それでも現状まったく足りていません。
また、職人単価も需要と供給のバランスで大幅に上がっていて、
それに伴い復旧工事費も自ずと高くなっています。
職人単価を上げなければ人は集まりませんが、
お客様にお出しする見積もりも上げってしまいます。
その為、
私たち建築会社としても、お客様と職人さんの間に挟まれて苦慮
している状態です。
復旧は急がなければなりませんが、なかなか先に進まない理由の
一つがこれです。
これから台風シーズンを迎えます、
万一にでも熊本直撃などしたらどうなってしまうのか?
と非常に心配しているところです。
台風16号の進路が非常に気になります。
何事もなく通り過ぎてくれることを祈るばかりです。