延べ床面積27坪、2人で暮らされる「平屋の家」です。
設計は若松さん、現場は園田君が担当致しました。
「お客様の声」
Q 建替だそうですが、以前はどのような住まいでしたか
A 昭和45年に購入した建売住宅です。元々は平屋でしたが、昭和51年に8 畳1間の2階と縁側を増築しています。でも、2階を継ぎ足したため、大きな台風や地震が来たら怖いなと母はずっと心配していました。今回も最初は建替えかリフォームかで悩み、2階を外せるのならリフォームでもいいかと思っていましたが、三友工務店さんに相談したところそれは難しいと言われたため建替えることにしました。
Q 三友工務店を知ったいきさつを教えてください
A 家づくりを考えていろいろな住宅会社を見て回る中、リビング新聞に載っていた完成見学会の案内で三友工務店さんを知りました。その時に紹介されていた家は二世帯住宅で、平屋を希望する私たちには対象外でしたが、写真がとてもきれいで雰囲気も良かったため、見るだけでもという感じで参加しました。その時に案内してくれたのは風間さん。とても親切に案内してくれました。そして、社長さんがまたとても明るく、気さくな感じの方で、その後も何回か見学会に参加させてもらいました。
Q 三友工務店を選んだ決め手を教えてください
A 無料相談会に行った時、私たちが資金繰りのことなど、あまりに何も知らなかったため、社長さんが「これでは騙されますよ」と言って、家を建てる建てないは別としてファイナンシャルプランナーさんを紹介してくれたんです。そこでじっくり考えた結果、結局予算不足で三友工務店さんで建てるのは諦めようということになり、改めて社長さんにお断りの旨を伝えました。すると、逆に「予算的には厳しいかもしれないが、うちで検討してくれるなら提案させてください」と言われ、お願いすることになりました。やはり建てるなら地元の信頼できる会社が良いと思っていたので、本当に良かったです。
Q 家づくりでこだわった点を教えてください
A 親子2人暮らしなので、無駄なくコンパクトな平屋を希望しました。段差のないバリアフリーの室内は、白をベースに、床には足触りの良い無垢材を使用。建具も全て引戸にしています。また、母の部屋は水廻りに近く、将来車椅子が必要となっても洗面やキッチンを使えるように、天板の下は何も造らず車椅子が入れる仕様に。前の家で祖母を介護した経験がありますが、家事をしている時に祖母の様子が見えると安心だったので、新しい家もキッチンから母の部屋が見えるようにしたのもこだわりのひとつです。アクセントとして流しの横にモザイク調のキッチンパネルを入れたのも気に入っています。
母も自分の部屋を淡いグリーンで統一し、洋室ですが天井は網代にするなど、思い通りの家づくりができたと思います。
Q スタッフの対応はいかがでしたか
A 設計の若松さん、平田さん、工務の園田さんはじめ、みなさんとても良くしていただきました。決めることが多く、一つひとつ迷うために時間がかかり、いろいろと待たせてしまうこともありましたが、いつでも私たちの意見を尊重してくれ、根気強く付き合っていただいたことに感謝しています。会社の意向を押し付けることなく、それでも相談すれば適切なアドバイスをくれる、そういう程良い距離感が良かったです。私の仕事が忙しく、なかなか現場を訪れることが出来なかったのですが、行けば皆さんにこやかに挨拶してくれ、安心して任せることが出来ました。
Q 新しい家の住み心地はいかがですか
A 熊本地震の前日が引渡し日。前震の時は新居で片付けをしていて、確かに大きく揺れはしましたが、家そのものに異常はありませんでした。これが前の2階を増築した家だったらと思うとゾッとします。近所の人からも、丁度いい時期に平屋に建替えて良かったねと言われました。
家の住み心地はとても良いです。収納もたっぷりあり、キッチンの背面も無駄なく棚と引出しの収納にしてもらったので部屋が片付きます。仏壇もリビングに収納式で納めています。あえて勝手口を造らなかったキッチンも、明かり取りの窓のお陰で明るく快適。また、普通のサンルームを考えていたのですが、社長さんイチオシの家と一体化した縁側続きにしたことで、見た目も使い勝手も良く、丈夫で雨風の強い日でも安心して洗濯物が干せるので、ご提案いただいて良かったです。
Q 今回の家づくりを振り返っての感想をお願いします
A 家づくりを漠然と考えていたので、今さらながらもっと勉強をしておけば良かったと思います。選ぶのに疲れて十分に検討することなく、もうこれでいいやと決めたものは、やはり後から気になってくるものですね。雑誌の切抜きなどがあれば、イメージも上手に伝えられたと思いますが、そこは若松さんが上手に雰囲気を汲んでくれたので助かりました。ありがとうございました。