当社では、毎朝、社内や外回りをスタッフみんなで掃除するのが日課です。
先日、外回りの掃除をしている時、
敷地内にある大木の樹種が何であるかが話題になりました。
これは「ケヤキ」「エノキ」「クスノキ」などと互いに言い張り、掃除はそっちのけ。
葉っぱを図鑑で調べたので間違いないと言われる稲留取締役。
それは違いますよ!と認めない私。
他のスタッフも交えて喧々がくがくの論争が始まりました。
たまたま道路を挟んだ向こう側の、
マリエール神水苑の敷地内にも同じような大木があり、
その木に樹種のプレートを付けてあるのを発見しました。
確認してみると樹齢200年のムクの木、と記してあります。
当社の敷地内にある大木の大きさも変わりませんので、
多分、樹齢200年近くのムクの木だと思われます。
木の実
いまから200年前といえば、江戸時代。
間宮林蔵が樺太を探検したり、
伊能忠敬による「大日本沿海輿地全図」の完成時期に当たります。
ペリーの黒船来航よりも前です。
この木はそんな昔からこの地に根を下ろしていたんだぁと思うとロマンを感じます。
お隣、マリエール神水苑の庭は、
細川家由来の300年を超える歴史を持つ見事な庭園です。
遠い昔は、当社が立地する場所も、その敷地内にあったのかもしれません。
私は小さい頃からこの場所で育ってきましたが、
改めて樹種と樹齢が分かり、何か感慨深いものがありました。