先日、設計風間さん、平田さんを伴って住宅の調査をして参りました。
熊本地震を受け、耐震性能を確認したいとのお施主様からの要望でした。
図面がありましたので、
事前に耐震診断解析のプログラムにデータを入力して調査に向かいました。
現地では、劣化の状況や図面との食い違い、
とくに筋交いなどを確認する作業を行いました。
平田さんが、近々、一般社団法人住宅管理・ストック推進協会が主催する
ホームインスペクター試験を受験します。
ホームインスペクター試験とは、住宅診断のことです。
一般社団法人住宅管理・ストック推進協会のホームページより抜粋しています。
平成25年6月に国土交通省より、日本で初の「既存住宅インスペクション・ガイドライン」が発表されました。その中で「検査を行う者(ホームインスペクター)は、住宅の劣化・不具合等に関する知識、検査の実施方法や判定に関する知識が求められる」と記載されています。「ホームインスペクター」資格はガイドラインに則り、検査人のスキルアップを目的としています。既存住宅流通において住宅の資産価値向上を図り、安心した取引を行うために今後重要な役割を果たす検査人の資格試験です。
取りあえず平田さんは、1次のペーパー試験は合格したとのことで、
次は実施試験が待ち構えています。
実地試験は、実際にお住まいの住宅を使って行われ、
調査の仕方やお施主様とのコミュニケーション能力まで問われるとのこと。
その練習のため、今回の調査では平田さんが床下に潜り、屋根裏に上がりました。
平田さんもやる気満々です。
風間さんと私は、その様子をただ見ていただけです。。。(笑)
床下を調査中の平田さん
基礎に鉄筋が入っているか確認するための機器です。
平田さんは初めてなので、マニュアルを見ながらの作業となりました。
それにしても、平田さんは何事にもチャレンジングです。
当社では、かつて女性スタッフで床下に潜った人はおりません。
頭が下がります。見習わなければと思いました。