今年もあっという間に一年が過ぎました。
年初に立てた計画も、4月14日に発生しました熊本地震のためにすべてが狂ってしまい、
ただただ目の前の復旧工事に追われる日々となりました。
これまで経験したことのない大きな災害を目の当たりにして、
思うように工事が進まず歯がゆい思いが募っています。
いまだ先行きが見えず、計画の見直しを何度も繰り返しながら本日に至っています。
この度の熊本地震を受け、当社協力会組織「友交会」のメンバーが全面的にバックアップしてくれましたが、あまりにも膨大な件数で一向に進まず、皆様には多大なご迷惑をお掛けしていることを深くお詫び申し上げます。
ただ今年一年、悪いことばかりではなく良いことも沢山ありました。
2月から事務スタッフの応援という形で、以前から仕事でお付き合いのありました二宮さんと中村さんに来て頂くことになりました。
二宮さんは雑誌記事などを書かれている方で、中村さんはグラフィックデザイナーとして仕事をされている方です。
共に異色の経歴を持つ貴重な人材で、当社にとりまして大きな力となりました。
4月には井さん、岩城君という豊富な経験を持つ2人が入社してくれました。
歓迎会直後に熊本地震に見舞われましたので、この奇跡的なタイミングでの二人との出会いに本当に感謝しています。
7月には7年ぶりに熊本県発注の大型工事、熊本合志警察署庁舎新築工事を受注することができました。
建吉・冨坂・三友の3社で共同企業体を作り、工事に臨みます。
当社からは経験豊富な五瀬君と、広い現場を走り廻る若手として森君が出向します。
また、今年も全国のリフォームデザインコンテストにて沢山の賞を受賞できました。
このように今年一年を振り返ってみると、熊本地震という大災害に見舞われたことでマイナス面ばかりが頭に浮かびますが、落ち着いて考えてみると、例年以上にプラス面もたくさんあったことが分かります。
要は心の持ちよう次第ということかもしれません。
これからも色々な困難に直面する場面が出てくるかもしれませんが、
「心の持ちよう」一つで良くも悪くも成るということを改めて感じました。
同時に、「備えあれば憂いなし」何が起こっても落ち着いて対処できるように、常日頃から油断すること無く、心の準備だけはしておかなければならないと思っています。
復旧工事も少しずつ進み始めているとはいえ、まだまだ先の見えない状況が続いています。
ご依頼頂いているお客様には大変申し訳御座いませんが、順次、工事を進めていますのでご理解の程宜しくお願い致します。