昨年の年初より熊本市役所様発注の「出水中学校屋内運動場増改築工事」を手がけていました。
屋内運動場というと聞き慣れない言葉ですが、体育館の事です。
工事は坂口建設と三友工務店の共同企業体という形で工事を進めていました。
工事は順調に進んでいましたが、4月の熊本地震を受け1ヶ月間工事を中断致しました。
建築現場自体に震災被害はありませんでしたが、中学校の校舎や運動場が避難所となった為
です。
その影響で、当初の工期は昨年末の12月を予定していましたが、1ヶ月伸び1月末の完成となりました。
昨日は発注元である熊本市役所様から検査官の方が来られ、竣工検査が行われました。
検査風景です。
書類検査の様子
建物検査
完成した建物の写真です。
着工前に描かれていたパースです。
出水中学校は私の母校でもあり、剣道部に所属していたので旧体育館にて毎日練習に励んでおりました。
あれから45年近く経過し、その建て替え工事に携われたことに感慨深いものが御座います。
建て替えられて新しい体育館になりましたので、私が居たころの体育館は跡形もないですが、当時のことが何となく思い起こされとても懐かしく感じました。
奇しくもこの現場を担当した沼田君も出水中OBであり、共同企業体を組ませて頂いた坂口建設の坂口社長も出水中OBということで、何だか不思議なご縁を感じた次第です。