「上棟式が終わり、足場を使ってお子さんと屋根に登られた想いでの一コマです」
住宅業界もコストダウンするために、
いかに効率よくシステム化していくかに力を注いでいます。
例えば、材料、仕様を規格化し、選択肢の幅を少なくして
着工前にはほとんどの仕様を決めてしまい、短い工期でどんどん工事を進めて行きます。
工事期間中は、立ち止まることも許されず、決められた日程に沿って、
職人さんたちは、時には突貫工事をしながらも、がむしゃらに働かなければなりません。
「モチ投げの様子」
現場監督も効率化から、たくさんの工事を掛け持ちし、
週一程度しか現場に行かずに電話だけで管理している所も少なくありません。
お客様にとっては考えるゆとりもなく、
工事途中でここを「こんな風にしたい」とか「あんな風に変更したい」
と思っても言い出せずに、結果的に不満の残る家づくりとなってしまいます。
「現場打ち合わせ中、お子さんが疲れて昼寝されている様子」
「こだわりも特になく、できるだけ安く、しかも早く」
というニーズのお客様には合っているのかも知れませんが、家づくりは洋服選びとは違います。
時間をかけて、丁寧に、お客様の想いを積み上げていきたいと私たちは考えています。
お客様も一緒に悩み、考えながらつくり上げていく、たとえ時間がかかっても、
家づくりの過程を楽しみながら「想い出に残る家づくり」をして頂きたいと思っています。