Y様邸の社内検査を行いました。
今週末に完成見学会をさせて頂くお家です。
着工したのが熊本地震の余震が落ち着いてきた昨年の7月20日。
棟が上がったのが8月19日です。
当初は、本体部分を昨年末にお引き渡しする予定でしたが、
お施主様のご理解を頂き、熊本地震からの復旧を優先させて頂きました。
その為、ほぼ右藤棟梁1人で大工工事を進めましたので工事期間が長引いてしまい、
完成までに8ヶ月という大変長い月日が掛かってしまいました。
お施主様には本当に申し訳なく思っています。
ただ、棟梁1人でコツコツと丁寧に仕事を進めましたので、
多人数の場合と違い手がばらけることなく、時間は掛かりましたが、
とてもいい仕上がりになっていると思います。
社内検査は、古閑・稲留取締役と
現場を担当した有村君・設計スタッフ(若松、下田、内田、平田、風間)
の総勢8人で、仕上げ、納まりなどについて意見交換会なども同時に行い
ながら進めさせて頂きました。
設計は三宮さん、平田さんのペアで担当致しました。
設計コンセプト
暮らしの真ん中にキッチンがある
明るく開放的な木の住まい
この家の中心はキッチン。
明るく開放的なキッチンにいれば、玄関の出入りや2階の様子、家族みんなの行動や状況が把握できます。つまりここがこの家の司令塔です。また、このキッチンを境に公と私、つまり来客者と家族のスペースが分かれるのも特徴。各室は引戸が間仕切りの役目となり、必要に応じて個室にもなれば連続した空間にもなる、自由度の高いお住まいです。(設計:一級建築士 三宮健司)
見どころポイント)
・キッチンと浴室、洗面所の間のスペースに、通路状の収納スペース
・庭を囲む形での建物レイアウト
・離れ家的な書斎
・変化のある子供空間
こんな感じのお家です。
見学をご希望の方はイベント情報「https://www.sanyu-k.jp/event/」をご覧下さい。