先週土日に完成見学会を開催させて頂きました。
当社が「お引き渡し前のお家」の完成見学会を開催させて頂く目的は二つあります。
一つ目は、現在、当社で家づくりを進行中のお客様向けに、外壁の色・素材、屋根の色、室内部の床板・壁・天井材の素材や色、雰囲気の確認、リビングの広さ、部屋の広さの感覚、製作家具などを確かめて頂く事です。その為、会場にご自分のお家のプランをお持ちになり、メジャーで寸法を確認されている方も多いです。
当社にはモデル住宅がありませんので、このような実際にお客様が住まわれる原寸大の家を参考にされながら、ご自分達の家の計画を進められています。
とても好評で、このタイルを使いたいとか、こんな形のカウンターにしたいとか、こんな事が出来るんですか?とか会話されながら楽しく家づくりを進められています。
二つ目は、ご紹介やホームページなどで当社を初めてお知りになった方向けに、どんな家を造っているかを見て頂くことです。
特に営業もしませんので、和気あいあいとしたなかで建物をご覧頂き、気に入ったら声を掛けて下さいとお伝えしています。
今回のお家は、ご家族5人でお住まいになる延べ床面積45坪、2階建ての住宅です。
設計は若松さん、現場は草津くんが担当いたしました。
現在当社で家づくりを進められているお客様も多く、今回も沢山のお客様にお越し頂きました。
今回完成見学会を開催させて頂きましたH様とのご縁は、
すぐ近くで2年程前に家を建てさせて頂きましたお客様のご紹介でした。
初めてお会いした直後に熊本地震に見舞われ、大きな余震が続く中でヒアリングをさせて頂くという思い出深い家づくりのスタートでした。
星を見るロフトに、うんてい、登り棒、と家族の夢が詰まった楽しいお家です。
設計概要:
ご家族5人が暮らすお住まいは、大きな吹き抜けを中心に、明るく風通しがよく、家族がどこにいても気配を感じられる心地よい繋がりのある空間です。
家中をぐるりと回れる開放的な間取りでも、外張り断熱のお陰で季節を問わず快適。家族全員で希望を出し合って、うんていや登り棒、天体観測をするロフト、階段の本段や書斎などを実現した、夢がいっぱいの楽しいお家です。(設計:一級建築士 若松恵子)
お客様の声
Q 三友工務店を知ったいきさつを教えてください
A 子どもたちの学校を変えたくなかったため、最初は校区内で分譲地を持っている会社を探すべく様々な住宅メーカーの展示場を見て回りましたが、どの会社の家もピンとくるものがなく、なかなか決めることが出来ませんでした。住宅メーカーの家もそれぞれに素敵ではありましたが、土地も何も決まっていないうちから営業マンの押しが強すぎて、少し辟易していたのも正直なところです。そんな中、近所にお住まいの方のご自宅を見せていただく機会があり、木の感じがとても良かったことから、その家を建てた会社で一度話しを聞いてみようということになりました。それが三友工務店さんでした。
Q 三友工務店の第一印象はいかがでしたか
A 会社の雰囲気がとても良く、木をふんだんに使った優しい感じの家は私たちの希望にぴったり合っていました。自然で温かみのある造りでありながら、マンションのように画一的ではないモダンなデザイン。対応してくださった社長さんも気さくで、時間をかけてじっくり考えていきましょうと言ってくれ、その第一印象で心はもう三友工務店さんで建てようと決まっていました。前後して折よく校区内で土地も見つかり、本格邸に家づくりがスタートしました。
Q 家づくりでのこだわりを教えてください
A 今まで住んでいた借家は収納が少なく、特に冬の寒さが厳しくて家より外の方が暖かいくらい。それもあって、新居にはたっぷりの収納と、冬は暖かく夏は涼しい外張り断熱の家を希望しました。最初はこれと言った明確なこだわりがあったわけではなく、明るい二階とか(借家は二階が暗く死角が多いので子ども達が怖がって上がりたがらなかった)、吹き抜けとか、漠然としたものしかありませんでしたが、設計の若松さんと打ち合わせを重ねていくことで、自分たちがしたかったこと、思い描いていたイメージを上手に引き出してくれ、本当に理想的な家になったと思います。最初に書いてもらった図面がもう本当に素晴らしく、若松さんは「家づくりノート」を丁寧に読み込んで、本当によく考えてくれたんだなと思います。
Q 家づくりを経験した感想はいかがですか
A 家づくりは家族5人で参加しました。楽しい家にしようと、子ども達もそれぞれの希望を出し合い、のぼり棒やうんてい、息子たちの部屋にはロフトも設けました。子ども部屋の壁紙は3人が好きな色や柄を選び、それに関しては親も口出しをしないで自由に任せました。これまでは、家に合わせて中身を揃えるものと思っていましたが、三友工務店さんの家づくりでは新居に持っていく家具、新しく買い揃える家具の寸法から決めていくスタイルで、例えばパソコン一台にしてもどういう使い方をするのかから細かなヒアリングがあり、本当に私たち家族のためだけの家なんだという実感がありました。資料の読み込みも全員でして、私よりも娘の方が家のことを理解しているかも知れません(笑)。
Q これまで心配なこと、不安に思うことはありませんでしたか
A 強いて言うなら、最終金額がちょっと怖いんですが(笑)、工事毎に金額を教えてもらっているので大丈夫です。あと、自由設計なので何から何まで一つひとつ自分たちで決めていかなくてはならないのが大変ではありました。頭の中でこれがこうなるんだなというイメージはあっても、それが実際に家に入った時、単体としては良いけれど全体としてはどうなのか、うまく調和するのかという不安はありました。でも、選ぶ際にはその都度アドバイスがあり、自由に選べるんだけれども絶対にダメなものはダメと言ってくれたので良かったです。
Q 最初と今とで三友工務店の印象は変わりましたか
A 三友工務店さんを選んで後悔はひとつもありません。現場の人たちも皆さん良い方ばかり。最初は棟梁というと頑固で怖いイメージがあったのですが、松下棟梁はいつ行っても気軽に話せて、聞けば何でも教えてくれて、子どもたちも親しんでいました。設計の若松さんは本当に親身で、どんな時でも私たちの気持ちに寄り添ってくれたので、安心して家づくりが出来ました。家が出来てしまうと打ち合わせもなくなり、若松さんと会えなくなると思うと寂しいです。
Q 新居で楽しみにしていることは何ですか
A 息子は、ロフトから星を見るのを楽しみにしています。このロフトは、天体観測を趣味にしている息子のために、若松さんが窓を付けることを提案してくれたものです。主人は冬に暖かく夏に涼しい家と、念願だった冬に遅く帰っても温かいお風呂に入ること(借家のお風呂は追い炊き機能がなかったので)。また、このお風呂は音楽を聴くことが出来るため、娘はそれを楽しみにしています。うんていやのぼり棒で遊び、庭でバーベキューをして、家族で楽しい毎日を送りたいと思います。