作村統括部長が、先週土曜日に東京にて開催されました、一般社団法人耐震研究会の「熊本地震報告会」に参加し、熊本の現状を現地施工者の立場から報告して参りました。
作村統括部長の現状報告の様子
今回の「熊本地震報告会」は、熊本地震の被害報告及び今後の課題について検討する事が目的でした。
主催は、一般社団法人耐震研究会。
講演者は下記の通りでした。
地球物理学者・武蔵野学院大学特任教授 島村英紀氏
工学院大学名誉教授 宮澤賢治氏
熊本県建築施工関係者 現地施工関係者 (株)三友工務店
一般社団法人耐震研究会 代表理事 保坂貴司氏
島村英紀氏
1941年11月23日東京生まれ。地震学者(地球物理学者・地震科学者)、武蔵野学院大学特任教授、日本文藝家協会会員、評論家、エッセイスト。海底地震計の世界的な権威として各国で共同研究を行なうなど精力的に活動している。また多数の執筆も行なっている。宮澤健二氏
工学博士。工学院大学名誉教授。一級建築士。木造住宅の耐震性に関する多くの著書があり、振動実験・耐震補強に関する研究はテレビ、新聞、雑誌等でも取り上げられている。
保坂貴司氏
一般社団法人耐震研究会代表、既存建物耐震補強研究会代表、株式会社匠(なる)建築代表。既存木造住宅の診断・補強の専門家・木造建築の実践的技術者として活動し、メディアの取材も多数受け、木造住宅や耐震に関する書籍執筆も手掛けている。
当社の作村統括部長は、そうそうたる講師の方々に交じり、熊本県建築施工関係者として現状を報告させて頂きました。
パネルディスカッションの様子
「井の中の蛙」というわけでは御座いませんが、
熊本地震発生以降、毎日が、その復旧活動に終われていましたので、被害状況についても関わった地域の事しか分からず、返って県外などの建築関係者からもたらされる情報で気づかされた場面も幾度となくありました。
特に、地震発生直後に県外から被害調査に来られた建築関係者のレポートは、とても有益な情報でした。
作村さんから今回の「熊本地震報告会」講演資料を見せてもらいましたが、
非常に興味深い資料であり、今後の家づくり進める上で大変参考になる情報だと思いました。
講演資料の一部