先週、股旅社中の総会に参加してきました。
股旅社中とは、
家具デザイナーと工務店と住まいに関するメーカーが
協働して新しい家づくりに取り組む活動です。
股旅社中[matatabi shachu]は、
家具デザイナーと工務店と住まいに関するメーカーが
協働して新しい家づくりに取り組む活動です。
住まい手と建築空間の接点となる家具、建具、さまざまな建築部品について、
既製品や従来の手法で満足できるものができなければオリジナル製品
の開発を行おうという前向きなデザイン実践活動です。
めざすのは、「手ざわりのいい家」、「住めば住むほど心地良くなる家」、
「隅々までていねいにデザインする家」です。
地域に根付き、
住む人に合わせた注文住宅を設計から施工まで顔が見える間柄でつくり上げ、
生涯にわたってきめ細かなアフターメンテナンスをほどこすといった特長を持つ
工務店ならではの家づくりの、さらなるレベルアップを探求します。
今までにないものを求め、
志を同じくする仲間としてたがいに研鑽し合いながら交流を深め、
開発力の向上、時間とコストの合理化、情報とノウハウの共有、
そして人材育成にこのチーム活動を生かしていきます。
詳しくはこちらのホームページをご覧下さい。
「http://www.matatabishachu.com/」
今回は家具で有名な大川で開催されました。
当社からは私と作村統括部長の2名で参加致しました。
前夜祭の様子です。
挨拶をされているのが、鹿児島の(株)ベガハウス、八幡社長です。
人を育てる為にこの会をつくりましたと挨拶されました。
翌日は朝から境木工様の家具工場を見学。
説明されているのが、家具デザイナー村澤一晃さんです。
工場内を見学
からくりタンス
作村さんが、どこをさわれば開くのか考え中。
いまでもこんな伝統技術が残っているんだなぁと思いました。
その後、ダイケンにて総会が開催されました。
総会では、これまでの全体活動報告や
今年度の活動内容について活発な意見交換が行われました。
後半は、デザイン競技会が開催されました。
股旅社中の理念である「人材育成と研鑽」を目的とし、
日頃の業務とも関連の深い「家具」をテーマとした企画です。
純粋なコンペというより、デザイン研究に近い取り組みでした。
各参加者、考えられた家具を提案され、レベルの高さに驚きました。
優勝は、愛知県の(株)イシハラスタイル、石原社長の作品でした。
すぐにでも実用化できそうな作品で、感心致しました。
股旅社中のメンバー工務店は、家づくりのレベルも高く、
当社も早く追いつけるように頑張らねばと思っている次第です。