昨日、熊本市内にてお引き渡しを行いました。
工事に着工したのが昨年11月。
震災復旧に手を取られて、
基礎が出来上がり、大工工事に着手するまでに2ヶ月以上
現場が空いてしまいました。
お施主様には大変申し訳なく思っています。
その為、工事としては9ヶ月間ほど要してしまいました。
ご縁のきっかけは、奥さまから頂いた1通のお問い合わせメールでした。
他社で契約されて家づくりを進められていたようですが、
なかなか打ち合わせも思うようにいかず、
どんどん先に進んでいく事に不安感を感じられ、
いったん白紙に戻されて、
当社にお声かけ頂きました。
その為、当社で仕切り直しのような形で仕事をさせて頂くこと
になりましたので、私たちとしても非常にプレッシャーを感じました。
設計は経験豊富な若松さんが担当し、
現場は有村君が担当致しました。
思いで深かったのは、
若松さんが間取りを考えている最中に熊本地震に見舞われ、
何度も構造的な見直しを行ったことです。
そして、初めてプランをご提案したのは、
大きな余震に見舞われている状況の中でした。
いま思えば、よくあの状況の中で打ち合わせが出来たなぁと
つくづく思います。
スタディ模型ですが、こんな感じのお家でした。
内観はこんな感じでした。