少し古い話ではありますが、
9月は防災月間ですので、書かせて頂きます。
先々月の7月、
股旅社中の総会が大川で開催され、
その時、泊まっていたビジネスホテルでのハプニングです。
夜の懇親会が終わり、
私と作村統括部長の2人は、
2次会に参加することもなく
早々とホテルに引き上げました。
部屋で小一時間ほどメールチェックなどを行い、
眠りについたのが午後11時30分頃だったと思います。
疲れていたのか、良い気分で爆睡しておりました。
ところが、
深夜1時過ぎ、
突然、火災報知機がなりだし「5階で火事が発生しました」
との、けたたましいサイレンが鳴り響きました。
私の部屋は2階でしたので、
ホテル備え付けの寝間着のままでカバンをもち、
素足に革靴を履いて大急ぎで部屋を飛び出しました。
廊下で避難通路を探していると、
私と同じ着の身、着のままで出てこられた股旅メンバー2人がいて、
そのまま3人で階段を駆け下りてロビーに向かいました。
ロビーにいざ下りてみると、
2次会に行っていた股旅メンバーが
ほろ酔い気分で帰ってきたばかり。
その中に、
寝間着姿の3人が超不格好な姿で、
避難通路の扉を開けて登場しましたので、
みんな驚いて目が点になっていました。
笑いをこらえている人もいて、まぁバツが悪かったですね。。。(笑)
その後、何人かがロビーに避難してきましたが、
いかに警報器がなって避難してきたとはいえ、
2次会メンバーとのあまりの違いに、
恥ずかしくてしょうがなかったでね。
幸いなことに誤作動だと分かり、
このまま居てもバツが悪いので
直ぐに階段で戻ろうとした所、
再び、火災報知機がけたたましく鳴り始めました。
これは本当の火事か?と心配致しましたが、
その後、誤作動だと館内放送が流れました。
その間、10分くらいだったと思いますが、
作村さんはロビーに避難して来ません。
翌朝、作村さんに”なんばしよったと”、と尋ねると、
お酒を飲んでいたのか、
何が起こっているのか最初は分からなかったとのこと。
その後、冷静に洋服に着替え、
靴も履いてキチンとした格好で
私と入れ違いでロビーまで下りてきたようです。
作村さんの部屋は4階。
火災報知機でアナウンスされた火元5階の真下です。
もし、本当の火事であれば逃げ遅れていたのでは?と,思いました。
翌朝、食事する時、
ホテルの方がご迷惑をお掛けしました。と挨拶してくれました。
その後、
”これでうちも終わったか”と思いましたと
本音をぽろりと漏らされたのが印象的でした。
常日頃から避難通路の確認は
怠らないことだとつくづく思いました。
それにしても火災報知機の音は凄かったです。
耳について離れません。
まぁ、2度と経験することはないと思いますが、
本当の火事でなくて良かったです。
その後、東京出張などを何度かしておりますが、
この時のトラウマか、寝る時はすぐに避難できるように
荷物をまとめて、避難階段も確認して寝ています。
貴重な体験をさせて頂きました。