熊本県と災害協定を締結している
全木協(一般社団法人全国木造建設事業協会)から
「被災家屋の修理の聞き取り及び資料収集」の委託を
受けられたお二人の調査員が来られました。
調査に来られた方は、
(株)現代計画研究所の代表取締役 加来照彦氏と
全国建設労働組合総連合書記の小野寺博人氏。
こんな著名な設計事務所の代表が調査に来られるとは、
当日まで知りませんでしたので大変驚きました。
当社で対応しましたのは、
私と作村統括部長、
実際に修理を担当した吹春君・岩城君の2人です。
今回の調査・聞き取りの目的は、
今後、地震・台風・洪水などの中大規模災害によって
住宅が大量に被災した場合に、
応急修理を経験したことのない地域工務店等でも、
被災家屋の応急修理・修繕に即対応できるよう、
全国で講習会の実施を予定されていて、
その為の被災家屋の修理を想定した
テキストをこれから作成する必要上、
実際の被災地における応急修理の状況調査として、
施工工務店の聞き取りや状況調査・資料集めが必要との事でした。
調査・聞き取りでは、震災直後の混乱した状況や、
その後の対応状況などを、
写真・見積書などの資料を通して
実際に経験したものでないと分からない現実を
生々しくお話しさせて頂きました。
今後の災害対応に役立てて頂ければ幸いです。