先月から古民家の改修工事に着手しています。
戦後間もなく建てられた住宅で、築年数も65年くらい。
古民家によくあるパターンですが、
元々の母屋から増築が繰り返されていて、
屋根が複雑に絡み合っています。
雨漏りもかなりあったのではと思います。
設計は下田さん、工務は草津君です。
間取りも、今のライフスタイルに合わせて全面的に変わります。
元々はこんな感じの住宅でした。
内部を解体してここまで進んでいます。
現在は、耐震的な補強を行っています。
耐震補強の為に基礎を新設している様子です。
職人不足で基礎屋さんの予定が立たないため、
現場担当の草津君と江崎君が、
汗が目に入らないようにバンダナを頭に巻いて、
自ら基礎を造っている最中でした。
古民家の場合は、内部を解体していくと思わぬ事もあり、
現場状況に応じて臨機応変に対応していくことが要求されます。
その為、今回の現場は経験豊富な草津棟梁(現場監督の草津君の父親)が担当し、
設計下田さんを交え、草津親子で話し合いながら現場を進めています。
お寺さんの耐震改修をしている時の草津棟梁
工期も半年くらいは掛かると思われます。
思い出を永く引き継げるような、
立派な住宅にしたいと思います。