先週はスタッフ4名(統括部長作村さん、設計内田さん、阪本さん、工務松武君)を伴って
股旅社中の総会に出席致しました。
股旅社中は、家具デザイナーと工務店と住まいに関するメーカーが協働して新しい家づくりに取り組む活動です。
住まい手と建築空間の接点となる家具、建具、さまざまな建築部品について、既製品や従来の手法で満足できるものができなければオリジナル製品の開発を行おうという前向きなデザイン実践活動です。
めざすのは、「手ざわりのいい家」、「住めば住むほど心地良くなる家」、「隅々までていねいにデザインする家」です。地域に根付き、住む人に合わせた注文住宅を設計から施工まで顔が見える間柄でつくり上げ、生涯にわたってきめ細かなアフターメンテナンスをほどこすといった特長を持つ工務店ならではの家づくりの、さらなるレベルアップを探求します。今までにないものを求め、志を同じくする仲間としてたがいに研鑽し合いながら交流を深め、開発力の向上、時間とコストの合理化、情報とノウハウの共有、そして人材育成にこのチーム活動を生かしていきます。
詳しくはこちらのホームページをご覧下さい。
http://www.matatabishachu.com/
今回は鹿児島ベガハウスにて開催されました。
始めに、デザイン競技会2018が開催。
デザイン競技会は、股旅社中の理念である「人材育成と研鑽」を目的とし、
日頃の業務とも関連の深い「家具」をテーマとした企画です。
純粋なコンペというより、デザイン研究に近い取り組みです。
家具デザイナー、村澤一晃氏よる開会の御挨拶
前年最優秀の愛知県の(株)イシハラスタイル、石原社長からトロフィーの返還。
今年の募集テーマは、
「親子でつかう家具・道具・造作」
子どもと一緒に過ごす時間を豊にしてくれる家具・道具・造作のデザイン競技でした。
デザイン条件として、主要素材は硬質フェルトとし、
その他の素材は木・鉄・ウレタンなどを使用可能、等々。
発表の順番を決めるくじ引き風景
各参加者、与えられた条件の中、
ユニークで実用性のある様々な作品を提案され、
レベルの高さに驚きました。
当社からは内田さん、阪本さん、松武君の3人でチーム三友をつくり、
日頃の業務の合間を縫って、当社なりのスタンスでデザイン競技会に臨みました。
提案したプレゼンボード(阪本さんが絵を描きまとめました)
発表はチームを代表して内田さん。
当社も初めての参加でしたが、
まずまずの結果でした。
他のチームの発表風景
今年の最優秀は、
野沢工務店、野澤裕氏の提案の「P―CUBE」
夜の懇親会の模様
終盤は、
各自思い思いの場所で寛いで懇親を深める機会があり、
私は敷地内にあるベガ荘や、作業場などで寛がせて頂きました。
ベガ荘は、まるで別荘のような雰囲気。
http://www.vegahouse.biz/vegasou/ ← 「ベガ荘」 詳しくはこちらをご覧下さい!
作村さんと2人して”いいね!”を連発。
作業場には、現在ベガハウスで進行中のプロジェクトの模型や、
その建物の木組み模型などがおいてありました。
翌日は、引き続きベガハウスにて総会が開催されました。
総会では、これまでの全体活動報告や
今年度の活動内容について活発な意見交換が行われました。
みんなで記念撮影
来年4月~5月頃に、
股旅メンバーに三友工務店の手がけた住宅を見学して頂くツアーが決まりました。
股旅社中のメンバー工務店は家づくりのレベルも非常に高いので、
今からプレッシャーを感じている次第です。