以前にもこのコラムに書いていますが、
現在、古民家の改修工事に着手しています。
戦後間もなく建てられた住宅で、築年数も65年くらいです。
設計は下田さん、工務は草津君が担当しています。
今のスタイルに合った暮らし方ができるように、
間取りも全面的に変わります。
元々はこんな感じの住宅でした。
外観
屋根:古民家によくあるパターンですが、
元々の母屋から増築が繰り返されていて、
屋根が複雑に絡み合っています。
雨漏りもかなりあったのではと思います。
内部
着工したのが4月末で、
6月の段階で内部は解体されてここまで進んでいました。
現在はここまで進んでいます。
屋根につきましては、
改修が進んで現在この状態です。
現在の外観
着工して4ヶ月も経つのにまだここまで?
とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、
屋根の形を変えたり、耐震的な補強、断熱材施工などをしたりと、
手の掛かる作業も多く時間が掛かっています。
一般的に古民家の全面改修(リノベーション)の場合は、
工事範囲と内容にもよりますが、
だいたい工期が半年くらい掛かることが多いようです。
また以前のコラムにも書きましたとおり、
古民家の場合は、内部を解体していくと思わぬ事もあり、
現場状況に応じて臨機応変に対応していくことが要求されます。
その為、今回の現場でも経験豊富な草津棟梁(草津君の父)が担当し、
設計下田さんを交え、草津親子で話し合いながら現場を進めています。