今年の1月10日付けのコラムに書いておりましたが、
本日、N様邸の地鎮祭が執り行われました。
コラムにも書いておりましたが、
Nさんは、私がまだ学生だった頃から三友工務店にお勤めで、
通称”三友工務店の生き字引”とみんなからいわれている存在です。
当社に入社されたのは昭和52年。
以来41年間にわたって私の父である先代社長、
そして私を支えて頂いています。
そんなNさんのご自宅が熊本地震で被災し、
建て替えざるを得ない状況となりました。
Nさんは会社の忙しさを気にされて、
ご自分の家のことはつゆほども語られず仮設住宅にお住まいでした。
そんな中、昨年、家を建て直したいというお話しを始めて伺い、
スタッフ全員で応援することになりました。
契約の際も、居合わせたスタッフが全員集まって
Nさんを囲んで記念写真を撮りました。
設計は若松さん、現場は有村君が担当します。
スタディ模型ですが、こんな感じのお家です。
コンパクトな間取りのなかに
設計を担当した若松さんのノウハウがぎっしり詰め込まれています。
奇しくも本日1月29日は、三友工務店の設立記念日でもあります。
きっと創業者である私の父、母も草葉の陰で喜んでいると思います。
そしてNさんの長年の恩に報いるために”立派な家をつくれよ!”と
檄を飛ばしていることでしょう。
天気もこれ以上ないという好天に恵まれ、
幸先の良いスタートとなりました。
「まじめに、ていねいに、いい家」をつくって、
長年の恩返しをしなければと思っている次第です。