今年2月から熊本県発注の
「林業研究指導所研修施設等新築工事」に着手しています。
木造平屋建ての建物が複数棟あり、
建吉・三友建設工事共同企業体で工事を進めています。
建築場所は熊本市中央区黒髪の竜田山で、
林業技術研修センターと同じ敷地に建ちます。
当社からはベテランの五瀬くんが出向しています。
完成図(パース)がありませんので、
建物立面図でご覧頂くとこんな感じでした。
現在ここまで進んでいます。
内部
完成は9月で、
現在、現場内は佳境を迎えています。
非常に興味深かったのは、外壁材に使う杉板18㍉。
エコアコールウッドという保存処理剤で加工してあります。
エコアコールウッドは
木材の短所である割れ・腐れを抑制した
強くてやさしい新時代の保存処理木材とのこと。
九州木材工業株式会社のホームページより抜粋しています。
15年以上経過しても変わらないエコアコールウッドの耐久性
エコアコールウッドは、これまでの保存処理木材と比較して、非常に高い耐久性を持っています。 水の中という木材にとって非常に過酷な状況においても、エコアコールウッドは腐りにくく、フナクイムシによる被害も最小限に抑えることができることから、かの世界文化遺産「厳島神社」の補修工事にも採用されています。
詳しくは九州木材工業株式会社のホームページをご覧下さい。
http://www.kyumoku.co.jp/ecoaccord.html
実際の現場に使われた杉板はこんな感じです。
これは住宅の外壁材や、
外構などのベランダデッキ、
塀などにも使えると思いました。
塗装によって色は自由に選べます。
ただいま社屋ビルの外壁改修を計画中で、
壁の一部にこの杉板を張ってみてもいいなぁ!
と思っています。
ただ現場担当の五瀬君によると、
納期に数ヶ月掛かるとの事。
どうしたものかと考え中です。