正福寺様の旧本堂は、いまから160年前に建てられたとお聞きしています。
熊本地震で本堂が残念ながら倒壊してしまいましたので、
当社に建て替え工事のご用命を頂きました。
設計は経験豊富な風間さん、現場は有村君、棟梁は日置さんです。
棟梁の日置さんです。
現在、ここまで進んでいます。
外観パースです。
近くにある六殿神社
六殿神社ホームページより
http://www.rokuden-jinja.com/index.html
国指定重要文化財の楼門
楼門は、三間一戸の入母屋造りの二階建で、屋根は一重で萱葺。棟高は7.8m。腰に縁を廻らせています。その手法は巧妙を極め、複雑な軒廻り、支輪の曲線、組入天井、二重の繁欄、逆蓮の勾欄、膜股の精美さ等、足利末期建築の特徴を具備した最も優美精妙なる建物です。
中世の社寺建築の主流は禅宗様式ですが、古代の和様を基調としている点に特徴があるとされますが、しかし、古代の社寺建築と比べ、木割が小さく、繊細で華麗さを感じさせているのが特徴です。
明治40年(1907)に特別保護建造物として、熊本県で最初に国指定重要文化財の指定を受け、昭和4年(1929)国費を以って修理され、現在に至っています。