今回ご紹介する事例は、
47坪の平屋の家をお建てになったお客さまの声です。
設計は三宮さん、工務は有村君、棟梁は右藤さんが担当致しました。
元々あった旧宅は、
45年近く前にお父様からのご依頼で
私の父が建てさせていただきました。
熊本地震での被害はありませんでしたが、
家族構成が大きく変わり、
また家が広すぎることもあり、
2代目の息子様がこの度の建て替えを決断され、
同じく2代目の私の方にご用命頂きました。
「お客さまの声」
Q1 家づくりのきっかけを教えてください
A1 (御主人)以前の家は父から譲り受けた二階建てで、先の熊本地震でも家具が少しずれたりはしましたが、グラスのひとつも割れることなく、とても強くてしっかりとした家でした。ただ築年数が経っていたため、あちこち古くなっており、家族構成も変わったことから使っていない部屋もあり、二階は物置と化していました。建てた当時は良かったんですが、廊下が多く、冬は寒く、今の暮らしに合った家に建て替えたいと思ったのがきっかけです。そして、当時の家を建てたのが三友工務店さん。先代の会長さんが建てた家は毎年の台風でも被害を受けることなく、これまで不具合が生じたこともない丈夫さで、さらに熊本地震でも被害がなかったため、次に建てるのもしっかりと強い家をつくる三友工務店さんにお願いしたいと思いました。
Q2 家づくりでこだわったところは何ですか
A2 (御主人)最初は嫁いだ娘家族との二世帯住宅を考えていて、娘たちも何度か三友工務店さんに足を運んでいましたが、好みなどいろいろあり、最終的には夫婦ともう一人の娘の3人で暮らす平屋の家を建てることになりました。
(奥様)こだわったのは、主人、私、娘、それぞれの部屋を作ったこと。前の家も家族分の部屋はありましたが、その時の私の部屋は応接室のおさがりだったため、最初から自分好みの部屋がつくれたのは今回が初めてです。工事中も何度も足を運んで様子を見てきましたが、工事が進むうちにイメージ通りの空間が出来てきて、とてもうれしかったです。
(御主人)間取りは廊下を少なくして、リビングから各自の部屋に行けるようにしました。昔のように大勢の人が集まる機会も多くないので、家族が暮らすリビングが中心の家です。踏み石も含めてそのまま残した庭が眺められるのも気に入っています。前の家にも自然木のままの造りの濡れ縁があり、築45年くらい経っても傷まなかったので、今回も濡れ縁は自然木にニスを塗っただけにしました。木の縁側は庭の雰囲気とよく馴染みます。
Q3 実際の住み心地はいかがですか
A3 (御主人)外断熱のお陰か、真夏に外から帰ってきても家の中がムッとすることはありません。前の家のようにムシムシすることもなく快適です。エアコン工事の人が壁に穴を開けた時、断熱がとても厚いですねと言われたので、きっともう冬は寒くないと思います。同居している娘も自分好みの部屋が出来て満足しているようです。
(奥様)自分の部屋が落ち着きます。これまで図面だけでは実感できなかったことも、完成が近づくにつれて形になって見えてきて、吹き抜けにして良かったなとか、濡れ縁は自然木のままで良かったなとか思って、養生が外れた時が一番うれしかったです。これから家具もいろいろ揃えていくんですが、それも楽しみ。
Q4 スタッフの対応はいかがでしたか
A4 (御主人)工事中は大工さんがひとりだったので、大変ねと思ったくらい。私たちも急いでいなかったので、逆にマイペースで良い仕事をしてもらった感じでした。毎日現場を見に来て、おしゃべりをして、それが日課のようになっていたため、家が建ってしまった今は祭りの後のようで少し寂しいくらいです。現場監督の有村さんにも一生懸命してもらいました。
Q5 今回の家づくりを通して三友工務店の印象はいかがでしたか
A5 (御主人)三友工務店さんには未来永劫、続けてほしいです。また次の子どもが家を建てる時には、ぜひ三友工務店さんにお願いするようにと言いたいです。
ありがとうございました。
設計コンセプト
心豊かに住まう 平屋のお家敷地の第一印象は、広い敷地と大きな樹木、そしてよく手入れされた庭でした。
その豊かな敷地でゆったりと生活してもらうこと、そして、美しい庭を満喫できる住まい、ということが最初に浮かび、そのままコンセプトになりました。
家の中心となるリビングは、和室やデッキテラスとの繋がりを大切にし、室内外のどこからも庭の緑を眺めることができるようにしています。
また、玄関を始め各部屋の広さは広めの空間とし、室内の色調は落ち着いた色合いで統一しています。
完成写真です。