今回ご紹介するのは、
ご家族3人で暮らされる「平屋の家」をお建てになった
お客さまの声です。
敷地面積92坪、延べ床面積は32坪。
外張り断熱のお家です。
設計は内田さん、現場監督は草津くん、棟梁は松下さんが担当しました。
Q1 家づくりのきっかけを教えてください
A1 (ご主人様)今まで住んでいた家は建売の中古住宅だったため、間取りも合っておらず、築年数も40年と古いものでした。いつか建て替えなくてはダメかなと漠然と思っていたところ、先の熊本地震で半壊の被害に遭い、必然的にそういう流れになってしまいました。
Q2 三友工務店はどうやって知りましたか
A2 (ご主人様)通勤のため毎日電車通りを運転していたことから、三友工務店さんの名前と場所は以前から知っていました。最初のアプローチは、熊日すぱいすの広告を見て申し込んだ新築完成見学会です。
(奥様)これまで色んな住宅メーカーや展示場の家を見て来ましたが、規格住宅では引き戸は出来ないとか、間取りはこれとか、私たちの思い通りにならないことばかり。最初に金額を決めて、なにかを追加するごとに上乗せしていく仕組みも納得いきませんでした。その点、三友工務店さんは間取りも仕様も最初からの自由設計。私たちの希望通りの家が建てられるのが良かったです。
Q3 新居にどんなことを希望しましたか
A3 (ご主人様)家を建てることが目的ではなく、“上質で豊かな住み心地のよい家で暮らす”ための手段と思っていたので、このことが実感できる“我が家”が希望でした。
(奥様)前の家はキッチンが孤立していて狭くて暗く、テレビも見られなかったので、新居のキッチンは明るくオープンな感じを希望。テレビも庭も見えるようにしてもらいました。洗濯物はお客さんが来た時に丸見えにならないように干す場所を工夫してもらい、脱衣所からそのまま庭の西側に干せるのが便利です。洗濯機の音も気になりません。また、動線がぐるりと家中を回れるため、掃除機をかけるのもスムーズになりました。
私が手作りが好きなので、作品が飾れるスペースもあちこちにあって、これから家の飾りつけをするのが楽しみです。
(お嬢様)外壁の色はこだわりました。シンプルな平家ということもあり、ベージュといった無難な色にするとありきたりすぎなので、今風のかわいい感じにしたいと思いました。たくさん悩みましたが、内田さんに色見本を作ってもらい、おかげでイメージ通りのカラーが選べました。内装も木の感じやチェッカーガラスなど、カフェのような雰囲気がとても気に入っています。
Q4 これまでのスタッフの対応はいかがでしたか
A4 (奥様)最初は二階建てを考えていたのですが、途中で隣の土地を購入できることになったため平屋に変更。トイレの位置を変えるなどで図面を書き直してもらうこともありましたが、基本的には設計の内田さんの提案をベースに進んでいきました。内田さんは私たちの話の中からイメージや要望を上手にくみ取ってくれるので安心です。
また、提案の中には実際に暮らしてみて納得したことがたくさんあります。例えば玄関の手すり。私たちは歳を取ったら必要だと考えていたのですが、内田さんは壁が汚れるから必要だという考えで、確かに手すりがあると壁に手をつかないので汚れないんです。回遊できる動線も説明してもらった時はあまりピンと来ませんでしたが、生活してみるとスイッチやコンセントの位置も動線になじむように設置されているし、キッチンカウンターの収納幅も片開きにして正解。トイレも手洗い場を作ると狭くなると思って諦めていましたが、工夫すればできるものですね。内田さんの現実的な提案力の高さに、いろいろ気が付かされました。
引渡しから3カ月近くになりますが、住み心地は快適そのもの。日当たりもよく、結露もせず、冬でも朝にエアコンを入れるだけで一日中あたたかく過ごせています。寝室に至ってはエアコンも毛布も使っていません。娘は家の中では裸足です。
(ご主人様)現場の対応もよかったです。車を置いていたため出勤時に毎日見てきましたが、職人さんたちは朝早くから頑張ってくれていて、現場もいつもきれいに片付いていました。
Q5 家づくりを振り返ってみての感想を教えてください
A5 (ご主人様)考えはじめたばかりの時は、孫たちが泊まりに来た時の部屋が必要だとか色々考えましたが、最終的には和室をなくしたコンパクトな間取りで、その分機能性を優先。そして家事のストレスを少しでも減らす工夫をしました。ちなみに、洋裁やピアノなどが楽しめる家族共用の部屋を作ったので、孫たちが泊まりに来たときはこの部屋を利用することに。夜は私の仕事部屋となっています。
また、やり取りも実際に会って話すだけでなく、今はメールがあるので、思い付いたらいつでも連絡できるし、自分がなにをどう言ったのかの確認にもなってよかったです。
大変だったのは“決め時”でしょうか。もっと良い家になるのではないかと思えばキリがなく、予算との兼ね合いもあり、最終的にこれでいいと決めるまでが悩みどころでした。家族でもたくさん話し合いました。親子間で意見の合わないこともありましたが、そこは内田さんがよく取りまとめてくれて、最終的には若い人(娘)の意見を優先したことで丸く収まりました(笑)。
Q6 不安に感じたこと、改善して欲しい点はありますか
A6 (ご主人様)私たちは図面だけを見て“我が家”をイメージすることは難しいので、提案されている図面をパソコンで“立体的”に見せていただくと良いと思います。
Q7 これから家づくりをする人へのアドバイスをお願いします
A7 (ご主人様)後から後悔しないためにも、出来る出来ないかは別として、自分の希望は全部伝えることですね。
(奥様)急がずゆっくり考えることでしょうか。私たちは地震で罹災して仮設住宅に住んでいたため、当時はすぐにでも家を建てたく、また耐震設備の方にばかり目が向いていました。でも、三友工務店さんの構造見学会では特殊なダンパーを入れなくても十分に強いことが分かりましたし、時間が経つにつれて本当に必要なもの、いらないものが見えてくるというか。今思えば、あの時急いで決めなくてよかったと思います。
Q8 最後に三友工務店の印象はどうだったでしょうか
A8 (ご主人様)とても良い印象を持っています。なぜかと言うと、設計の内田さんと直接すべての事を打ち合わせ出来たからだと思います。私たちの思いを、より正確に伝えられますし、設計士という専門家の意見を聞いて納得し、決断することが出来ました。限りのある予算の範囲で、私たちの思いを最大限に実現してもらえたことに感謝しています(欲を言えばきりがありませんが…笑)。おかげさまで、コンパクトで高性能な住みやすい“我が家”が実現しました。感謝感謝です。
こんな感じのお家です。